建築家やデザイナーの挑戦を支援する「サンワカンパニーデザインアワード2021」が、プロダクトデザインや施工事例の募集を開始
住宅設備機器と建築資材のインターネット販売を行うサンワカンパニーは、「サンワカンパニーデザインアワード2021」を開催。2021年7月1日(木)より募集を開始した。未来のくらしを楽しく、美しくしていくプロダクトアイデア及び当社商品を使用した空間の施工事例を、年齢・国籍を問わず広く募る。応募部門は、プロダクトデザイン部門と施工事例部門に分かれおり、それぞれの審査員長にはプロダクトデザイナーの倉本仁と建築家の藤本壮介を迎える。
「私たちが提供するのはモノではなく空間です」というコンセプトのもと、独自のビジネスモデルで世界に挑戦するサンワカンパニー。同社が、同様のチャレンジスピリットを持つ建築家やデザイナーの挑戦を支援し、今後の建築やデザイン業界の活性化に貢献したいとの思いで設立した「サンワカンパニーデザインアワード」は、今年で6回目の開催となる。
開催概要
スケジュール
応募期間:2021年7月1日(木)~10月31日(日)
表彰式:2022年1月オンライン開催予定
プロダクトデザイン部門
テーマ:おうち時間をもっと楽しく、もっと美しく
新型コロナウイルスによっておうちで過ごす時間が増えた昨今では、いかにおうち時間を楽しく、美しく過ごせるかが重要視されるようになってきた。そこで、今回はおうち時間がもっと楽しく、もっと美しくなるような住宅設備や建築資材、インテリアのプロダクトアイデアを募集する。
審査委員長:倉本仁(プロダクトデザイナー)コメント
未曾有の疫病流行をきっかけとして、我々の生活を取り巻く環境は短い間に大きく変わりました。ライフスタイルの変化は先んじて進化していたテクノロジーやネットワークシステムによってスムーズに牽引され、人々はこれまでよりも時間を自由に使うことができるようになり、自身の志向や興味にもより自然に向き合うことが出来るようになりました。人々がこの難しい状況下でも心を豊かに保ちながら日々を過ごし、またその知恵や兆しを「デザイン」が担うことができるのであれば、デザイナーにとってこんな幸せなことは無いのではないかと思います。本コンペティションを通してくらしに対する自由で創造的な「豊かさ」の提言に出会えることを楽しみにしています。
施工事例部門
テーマ:サンワカンパニー商品を使用した空間の施工事例写真
「私たちが提供するのはモノではなく空間です」というコンセプトのもと、当社の商品によって実現できる空間の可能性を追求するべく、当社商品を使った空間の施工事例写真を募集する。
審査委員長:藤本壮介(建築家)コメント
このコンペが求めるのは「既存のプロダクトを使った新しい空間演出」ですが、奇をてらう必要はありません。人の数だけ異なる快適さが存在し、設計者の数だけ新たな提案が生まれます。大切なのは、人や暮らしに寄り添った真摯な提案であること。そこに豊かな創造性が加わることです。サンワカンパニーのプロダクトは、シチュエーションによって様々な表情を見せてくれます。その新たな一面を引き出し、あなただからこそ実現できる、創造性豊かな提案をお待ちしています。
審査委員、表彰について
プロダクトデザイン部門
- 審査委員長:倉本仁(プロダクトデザイナー)
- 審査員:西尾洋一(Casa BRUTUS編集長)、山根太郎(サンワカンパニー代表取締役社長)、津崎宏一(同取締役副社長)、勝沼潤(同クリエイティブ顧問)、古澤幸彦(同マーケティング部長)、濱田広一(同商品部長)
- 表彰:最優秀賞1点(賞金50万円)他
※受賞作品は「Casa BRUTUS」にて掲載予定、受賞作品は商品化の可能性あり
施工事例部門
- 審査委員長:藤本壮介(建築家)
- 審査員:山根太郎(サンワカンパニー代表取締役社長)、津崎宏一(同取締役副社長)、古澤幸彦(同マーケティング部長)、濱田広一(同商品部長)
- 表彰:最優秀賞1点(賞金50万円)他
※受賞作品は「新建築」にて掲載予定
昨年の受賞作品
過去最高の応募点数となった昨年は、以下の2点が最優秀作品として選ばれた。また、2018年より「新人賞」を設け、若手のデザイナーや建築家の活躍を応援。過去には学生や海外からの応募者も受賞している。