アートギャラリー・美術館展覧会のおすすめ情報

2026年5月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどをご確認のうえ、ご来館ください。adf-museum-of-contemporary-art-tokyo-mot-collection-art-for-starters

東京都現代美術館 MOT コレクション「はじめて、びじゅつ」

戦後美術を中心とした約6,100点の収蔵作品を紹介する「MOT コレクション」。本展では「はじめて、びじゅつ」と題し、美術と関わるさまざまな“はじめて”を切り口に、新収蔵作品を交えて構成されています。「身のまわりから始めてみる」「初めて見るってどういうこと?」「作品の生まれるところは?」といった問いを通して、美術に触れる糸口を探ります。初めて訪れる人からリピーターまで、それぞれにとって「びじゅつをはじめる」きっかけとなる展覧会です。

会期:2026年4月28日(火)~8月16日(日)
場所:東京都現代美術館 コレクション展示室
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)※8月7日、14日は21:00まで
休館日:月曜日(5月4日、7月20日は開館)、5月7日、7月21日
料金:一般500円/大学生・専門学校生400円/高校生・65歳以上250円/中学生以下無料
URL:https://tinyurl.com/2ws84xcf

国立西洋美術館 「チュルリョーニス展 内なる星図」「北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより」

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ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス《祭壇》1909年、テンペラ/厚紙、国立M. K. チュルリョーニス美術館(カウナス)所蔵

国立西洋美術館において、「チュルリョーニス展 内なる星図」と「北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより」が同時開催されます。リトアニアを代表する芸術家、ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニスは、絵画と音楽の両分野で才能を発揮し、幻想的な作品世界を築きました。本展では、国立M.K.チュルリョーニス美術館の全面協力のもと、約80点を厳選して紹介。人間の精神世界や宇宙の神秘を描いた作品に加え、代表作《レックス(王)》が日本初公開されます。

会期:2026年3月28日(土)~6月14日(日)
場所:国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)
開館時間:9:30~17:30(毎週金・土曜日は20:00まで)
休館日:月曜日、5月7日(木)※3月30日、5月4日は開館
料金:一般2,200円、大学生1,300円、高校生1,000円
URL:https://2026ciurlionis.nmwa.go.jp

東京都江戸東京博物館 特別展「大江戸礼賛」

adf-edo-tokyo-museum-in-praise-of-great-edo約4年ぶりにリニューアルオープンした東京都江戸東京博物館で、再開館後初となる特別展「大江戸礼賛」が開催されます。本展は、出品作品すべてを江戸東京博物館コレクションで構成し、選りすぐりの逸品や初公開資料を通して都市「大江戸」の魅力に迫ります。武士の都として発展しながら町人文化が花開いた江戸では、相撲や歌舞伎、吉原など多彩な娯楽や文化が生まれました。人々の交流によって育まれた豊かな都市文化を体感できる展覧会です。

会期:2026年4月25日(土)~5月24日(日)
場所:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
開館時間:9:30~17:30(土曜日は19:30まで)※入館は閉館30分前まで
休館日:毎週月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)
料金:一般1,300円、大学生・専門学校生1,040円、65歳以上650円
URL:https://tinyurl.com/372d3tef

愛知県美術館 企画展「歌川国芳展―奇才絵師の魔力」

adf-aichi-prefectural-museum-of-art-utagawa-kuniyoshi-the-fascination-of-an-eccentric-artist江戸後期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の魅力を紹介する大規模展が開催されます。斬新な発想と大胆な構図で浮世絵界に新風を吹き込んだ国芳は、武者絵をはじめ、戯画、美人画、風景画、役者絵など幅広いジャンルで人気を集めました。本展では、三枚続きの大画面を活かした迫力ある武者絵や肉筆画など約400件を展示。ユーモアと独創性に満ちた作品群を通して、国芳が生み出した多彩な表現世界を堪能できます。

会期:2026年4月24日(金)~6月21日(日)※会期中展示替えあり
場所:愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間:10:00~17:00、金曜日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)
料金:一般1,800円、大学生1,000円、高校生800円、中学生以下無料
URL:https://www.ctv.co.jp/kuniyoshi/

国立国際美術館 特別展「中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」

adf-the-national-museum-of-art-osaka-nakanishi-natsuyuki-devices-for-gentle-gazing-and-endless-lingering現代日本を代表する画家・中西夏之の没後10年を機に開催される初の回顧展です。1950年代後半からの制作活動をたどりながら、具象と抽象のいずれにも収まらない独自の絵画観に迫ります。「絵」はどのように画面上に現れるのか、絵画が存在する「場所」とは何かという根源的な問いを追求し続けた中西の実践を、多彩な作品を通して紹介。戦後日本美術に大きな影響を与えた思索と表現を振り返る機会となります。

会期:2026年3月14日(土)~6月14日(日)
場所:国立国際美術館
開館時間:10:00~17:00、金曜は20:00まで(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(5月4日は開館)、5月7日
料金:一般1,500円/大学生900円
URL:https://tinyurl.com/4ycx66fh

東京都写真美術館 企画展「W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代」

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W.ユージン・スミス〈私の窓から時々見ると...(As from My Window)〉より 1958年頃 東京都写真美術館蔵 ©1958, 2025 The Heirs of W. Eugene Smith

20世紀を代表するドキュメンタリー写真家、W.ユージン・スミスがニューヨークのロフトで過ごした約10年間に焦点を当てた、日本初の展覧会です。報道写真家として知られるスミスですが、本展ではジャーナリズムの枠を超え、写真の芸術的可能性を追求したロフト期の作品を中心に紹介します。ジャズ・ミュージシャンや芸術家たちとの交流、窓から見つめた都市の日常など、多彩な表現を通して芸術家としての新たな一面に光をあてます。

会期:2026年3月17日(火)~6月7日(日)
場所:東京都写真美術館 2階展示室
開館時間:10:00~18:00(木・金は20:00まで)
休館日:毎週月曜日(5月4日は開館、5月7日は休館)
料金:一般700円、学生560円、高校生・65歳以上350円 ほか
URL:https://topmuseum.jp

京都国立近代美術館 「モダン都市生活と竹久夢二 ― 川西英コレクション」

adf-the-national-museum-of-modern-art-kyoto-modern-urban-life-and-takehisa-yumeji-the-kawanishi-hide-collection竹久夢二の多彩な表現世界と、大正から昭和初期にかけて花開いたモダン都市文化を紹介する展覧会です。近代日本美術史を代表する画家として知られる夢二は、当時の若者たちにとって身近なイラストレーターやデザイナーでもありました。本展では、絵葉書や版画、グッズ類をはじめ、夢二に影響を受けた川西英や恩地孝四郎らの作品も展示。都市生活や前衛的な感覚、遊び心にあふれた表現を通して、大衆文化の広がりを感じられる内容となっています。

会期:2026年3月28日(土)~6月21日(日)
場所:京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)
開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(5月4日は開館)
料金:一般1,800円、大学生1,100円 ※高校生以下・18歳未満無料 ほか
URL:https://www.momak.go.jp/

京都市京セラ美術館 「西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション」

adf-kyoto-city-kyocera-museum-of-art-400-years-of-western-paintings-masterpieces-from-tokyo-fuji-art-museum16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀近現代まで、西洋絵画400年の流れをたどる名品展が開催されます。神話画や宗教画をはじめ、モネやセザンヌらによる革新的な作品まで、東京富士美術館が誇るコレクションから選りすぐりの約80点を紹介。時代ごとの技法や表現の変化を味わいながら、西洋美術史の魅力を一望できる内容となっています。幅広い世代が名画に親しめる貴重な機会です。

会期:2026年3月20日(金・祝)~5月24日(日)
場所:京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階
開館時間:10:00~18:00(入場は閉場30分前まで)
休館日:月曜日(5月4日は開館)
料金:一般2,000円(1,800円)、高大生1,500円(1,300円)、小中生500円(300円)
URL:https://tinyurl.com/49yhc6c9

神奈川県立近代美術館 葉山 「内間安瑆・俊子展 色を織り、記憶を紡ぐ」

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内間安瑆《Forest Byobu (Autumn-Stone)》1979年 多色木版、紙 個人蔵

日系移民二世としてアメリカに生まれた版画家・内間安瑆と、幻想的なアッサンブラージュ作品で知られる妻・俊子の創作世界を紹介する展覧会です。戦後日本美術の流れの中で独自の表現を追求した内間は、「色面織り」の技法による〈Forest Byobu〉シリーズで高い評価を受けました。本展では、版画やコラージュを中心に夫妻の作品を回顧するとともに、イサム・ノグチら関連作家の作品も展示し、戦後美術の新たな魅力に光をあてます。

会期:2026年3月7日(土)~5月31日(日)
場所:神奈川県立近代美術館 葉山
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月4日を除く)
料金:一般1,200円/20歳未満・学生1,050円/65歳以上600円/高校生100円
URL:https://tinyurl.com/4cuzewuw

金沢21世紀美術館 企画展「路上、お邪魔ですか?」

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鈴木康広《遊具の透視法》2001 撮影:川内倫子

1986年に発足した路上観察学会の40周年を記念する展覧会です。現代美術だけでなく、歴史資料やテレビゲーム、銭湯、大道芸など多彩な題材を通して、「路上は誰のものか?」という視点から都市空間の公共性を探ります。過去の実践を振り返りながら、現代の都市に対する批評的なアプローチも紹介。身近な風景の見え方が変わるような、新たな発見に出会える内容となっています。

会期:2026年4月25日(土)~9月6日(日)
場所:金沢21世紀美術館
URL:https://tinyurl.com/bdvf22ev

ポーラ ミュージアム アネックス 企画展「モダンビューティー 近代の化粧文化」

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五三桐紋蒔絵婚礼化粧道具 合わせ鏡(明治時代)ほか

ポーラ文化研究所50周年を記念し、近代日本における化粧文化と美意識の変遷をたどる展覧会が開催されます。化粧を「人々の営みの中で培われてきた大切な文化」と捉え、長年にわたり資料収集や研究を行ってきた同研究所。本展では、近代の化粧道具や関連資料を通して、現代の装いや美の感覚につながる源流を紹介します。時代ごとの価値観や生活文化を感じながら、これからの「美」について考える機会となりそうです。

会期:2026年4月28日(火)~5月31日(日)
場所:ポーラ ミュージアム アネックス(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
開館時間:11:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)
料金:無料
URL:https://tinyurl.com/2r6a5z76

大阪市立東洋陶磁美術館 特別展「MOCOコレクション オムニバス ―初公開・久々の公開― PART2」

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色絵美人文六角大壺_三好和義氏撮影

大阪市立東洋陶磁美術館の多彩な収蔵品を紹介する特別展です。本展では、ほとんどが初公開となる茶道具を中心とした「松惠コレクション」をはじめ、久々の公開となる古伊万里コレクションや、民藝運動を主導した陶芸家・濱田庄司の作品、中国・景徳鎮窯で日本向けに作られた「古染付」、朝鮮時代の文房具「水滴」などをオムニバス形式で展示します。東アジア陶磁の多彩な魅力と奥深い美意識を楽しめる内容です。

会期:2026年4月11日(土)~8月2日(日)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、5月7日(木)、7月21日(火)※5月4日、7月20日、4月27日、7月27日は開館
料金:一般1,600円、高校生・大学生800円
URL:https://tinyurl.com/3badrppt

福田美術館 企画展「若冲にトリハダ!野菜もウリ!」

adf-fukuda-art-museum-jakuchu-prancing-feathers-and-swelling-gourds伊藤若冲の新出作品を含む約40点を一堂に紹介する展覧会です。2023年に存在が確認された《果蔬図巻》と、その約1年後に制作された重要文化財《菜蟲譜》を、修理完了後初めて並べて公開。さらに、最初期作《蕪に双鶏図》や新たに収蔵された《老松白鶴図》など、初期から晩年までの若冲作品を幅広く展示します。与謝蕪村、円山応挙、長沢芦雪ら同時代の画家たちの名品もあわせて紹介され、江戸絵画の魅力を多角的に味わえる展覧会です。

会期:2026年4月25日(土)~7月5日(日)
場所:福田美術館
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:5月12日(火)、6月2日(火)、6月16日(火)
料金:一般1,500円、高校生900円、小・中学生500円 ほか
URL:https://tinyurl.com/3b4824te

GR Gallery 企画展「My Screen Tests」

adf-gr-gallery-my-screen-tests日本人アーティスト、コウヘイ・ヤマダによるニューヨーク初の個展「My Screen Tests」が開催されます。本展では、キャンバス作品とそれに対応する習作からなる新シリーズを発表。アンディ・ウォーホルに代表されるアメリカン・ポップアートの系譜を背景に、芸術と商業の境界やノスタルジア、アイデンティティ、文化的交差といったテーマを探ります。抽象と具象を行き来しながら、油彩やアクリル、ドリッピング、点描など多彩な技法を用いた表現も見どころです。

会期:2026年5月15日(金)~6月14日(日)
場所:GR Gallery
URL:https://tinyurl.com/mr2s57mr

√K Contemporary 企画展「Ornament Survival」

adf-rk-contemporary-ornament-survivalアーティスト・草野絵美による個展「Ornament Survival」が開催されます。本展では、2026年3月のアートバーゼル香港 Zero10で発表された新シリーズ《Ornament Survival》を日本で初公開。新作を加えさらに発展したシリーズに加え、《Office Ladies》など代表作も展示されます。草野は、生成AIアートシーンを牽引する作家の一人として、デジタル時代のノスタルジアやポップカルチャー、集合的記憶を批評的に探求しています。テクノロジーと感情表現が交差する現代アートの最前線に触れられる展覧会です。

会期:2026年5月16日(土)~6月20日(土)
場所:√K Contemporary
開館時間:13:00~19:00
URL:https://tinyurl.com/yte2sjwj