前橋の冬の⾵物詩

群⾺・前橋の「⽩井屋ホテル」が開業5周年を迎え、アーティストの蜷川実花およびクリエイティブチームEiMによるイルミネーション《Pulse of Lives》が2026年1月12日(祝・月)まで開催中。2020年12月に開業した⽩井屋ホテルは周年記念として毎年ひとりのアーティストによる野外アートのインスタレーション「アートイルミネーション」を手がけている。

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《Pulse of Lives》 白井屋ホテル グリーンタワー ©Shinya Kigure

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《Pulse of Lives》 白井屋ホテル グリーンタワー ©Shinya Kigure

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《Pulse of Lives》 白井屋ホテル グリーンタワー ©Shinya Kigure

《Pulse of Lives》

白井屋ホテルの改装を手がけた建築家・藤本壮介が「古代の地形の記憶」を込めた「丘(グリーンタワー)」を「記憶の器」としてとらえ、そこから芽吹く光として、約50のLEDモニタにネオンの光や濡れた舗道、電車の窓に反射する街並みなど、断片的な風景を映し出すことで過去と現在、都市とこの土地の記憶を可視化、「丘」は、忘却された地形の記憶と、現在進行形の都市の営みが共存する場として示される。

蜷川実花

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写真家、映画監督、現代美術家。写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手がける。クリエイティブチーム「EiM」の一員としても活動中。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年ニューヨークのRizzoliから写真集を出版。また、『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)をはじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020年)を監督。これまでに写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。個展「蜷川実花展with EiM:彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館、2025年1月-3月)は、25万人を動員。最新の写真集に『Eternity in a Moment vol.1‒3』(Akio Nagasawa Publishing & Case Publishing、2024年)がある。

EiM(Eternity in Moment)

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左から 宮田裕章、桑名功、上田晋也

蜷川実花と科学者・EiMプロデューサーの宮⽥裕章、クリエイティブディレクターの桑名功、テクニカルアートディレクターの上田晋也らで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動する。

白井屋ホテル

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©Shinya Kigure

群馬県前橋の老舗旅館が創業300年の歴史を経て、建築家・藤本壮介の手により「白井屋ホテル」として蘇った。廃墟となっていた建物をリノベーションして生まれたコンクリート剥き出しの吹き抜けには、レアンドロ・エルリッヒによる幻想的な“光のアート”があり、それぞれ異なるアート作品が展示されているゲストルームをはじめ、多様な現代アートやデザインを緑あふれる美術館のような環境の中で楽しめる。敷地内には、フランス発祥、食の本格的ガイドブック『ゴ・エ・ミヨ』4年連続掲載のレストランをはじめ、カフェラウンジ、パティスリー、ベーカリー、バー、茶室、さらには3タイプの個室サウナを併設し、インスピレーションに満ちた滞在を叶える。白井屋ホテルはミシュランガイドのホテルセレクションに選出されている。

白井屋ホテル 「蜷川実花 with EiM at SHIROIYA」アートイルミネーション2025 《Pulse of Lives》開催概要

会期2025年12⽉1⽇(月)~2026年1月12日(祝・月)
時間17:00~23:00 点灯
会場白井屋ホテル 敷地内
URLhttps://tinyurl.com/m5csfmjf