流動と静止、偶然と必然、混沌と構造

美術家・三澤亮介個展「Ryu-sen」がCONTRASTで2025年9月20日(土)から9月28日(日)まで開催される。本展は三澤の写真家としての経験を礎に、「光」という不可視の存在をテーマに絵画的言語によって再構築する試みとなっている。

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画面に連続するグラデーションは人間の営為や思考、感情の流れを象徴している。一方、その直線的な構成は流れを切断しながらも、画面に秩序としての痕跡を刻みこんでいる。流動と静止、偶然と必然、混沌と構造といった相反する要素を並べている。

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三澤亮介

1992年福井県生まれ。独自の手法「メディアパラドックス」を通じて作品を制作し、そのコンセプトを「普遍を観測する」としている。主な近年の活動に「Fractal」(銀座蔦屋書店、2024)、「第4回枕崎国際芸術賞展」(入選、2025)、「湊ノ芸術祭」(氷川神社、2025)、「Art Fair Tokyo」(東京国際フォーラム、2024)など。

三澤亮介個展「Ryu-sen」開催概要

会期2025年9月20日(土)~9月28日(日)
時間水曜~金曜:14:00~19:00
土日祝:12:00~19:00
会場CONTRAST
URLhttps://tinyurl.com/5bbxatn2