名和晃平によるインスタレーション「Metamorphosis Garden (変容の庭)」展がGINZA SIXで開催

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生命と物質、その境界にある曖昧な存在が共存する世界をテーマにしたインスタレーション

銀座エリア最大の商業施設GINZA SIXは、施設中央に位置する吹き抜け空間において、彫刻家・名和晃平によるインスタレーション「Metamorphosis Garden(変容の庭)」を2021年4月12日(月)から2022年4月(予定)まで開催する。GINZA SIXは、開業4周年を迎える今春、開業以来初の大規模リニューアルを実施する。新たなGINZA SIXの顔となる新作アートを手がけるのは、先見性と創造性をあわせもつ、日本を代表する彫刻家・名和晃平。

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©Kohei Nawa | Sandwich Inc.

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《White Deer(Oshika)》(2017) ©Reborn-Art Festival 2017 photo : Kieko Watanabe(Pontic Design Office)

「Metamorphosis Garden(変容の庭)」は、生命と物質、その境界にある曖昧な存在が共存する世界をテーマにしたインスタレーション。瀬戸内海・犬島の《Biota(Fauna/Flora)》(2013)のインスタレーションの発展形として、混沌から生じる新たな物語を表現した。不定形の島々と雫、そこに立ち上がる生命の象徴としての“Ether”と“Trans-Deer”。アルミナとマイクロビーズの粒で覆われた彫刻群が吹き抜け空間に浮かびます。そこに振付家ダミアン・ジャレとの共作によるARのパフォーマンスが展開し、絶えず変容する世界がリアルな物体とARのイメージとして重なり合う。

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《Foam》(2013) Courtesy of Aichi Triennale 2013 and Sandwich photo : Nobutada OMOTE | Sandwich

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《VESSEL》(2016) ©Reborn-Art Festival 2017 photo : Kieko Watanabe(Pontic Design Office)

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《Biota(Fauna/Flora)》(2013) collection of Benesse Holdings, Inc. photo : Nobutada OMOTE | Sandwich

GINZA SIXの象徴とも言える中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン、ニコラ・ビュフ、塩田千春、クラウス・ハーパニエミという世界で活躍するアーティストの作品を展示し、クリエイティブなエネルギーと驚きの要素に満ちた、感性を刺激するアートプログラムを展開してきた。人々の生活、仕事、価値観が大きく変化するこの時勢において「アートの力」は極めて重要だと考える。GINZASIXは、アーティストとともに、新しい価値創出を行い、次の時代へ向けたヴィジョンを共有していく。

「Metamorphosis Garden(変容の庭)」展開催

アーティスト名名和晃平
展示場所GINZA SIX 2F 中央吹き抜け
展示期間2021年4月12日(月)~2022年4月(予定)
備考ARは4月末以降展開開始
URLhttps://ginza6.tokyo/news/94805