SWATCH x JEAN-MICHEL BASQUIATコレクションが発売
スイス腕時計ブランドのSwatch(スウォッチ)は、2023年の5 つ目のカプセルコレクションとなる「SWATCH X JEAN-MICHEL BASQUIAT TRIPTYCH」を2023年5月11日に発売した。本コレクションは、伝統的なアートの境界を果敢に打ち破り、ストリートアートというサブカルチャーを芸術の一形式として批判的に受け入れていこうとしたアイコニックなニューヨークのアーティスト、Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)への力強いオマージュである。
今回発売された3 種類の時計とスペシャルセットは、バスキア独特のスタイルを見事にとらえ、ありとあらゆる種類のパワフルなイメージやシンボルがいっぱいに詰まっている。どの時計もそれだけですでに立派な名作で、バスキアのエッジの効いた構図と恐れ知らずの精神を示している。
コレクションのキャンペーン用の写真では、バスキアのアートと最近の世界的なスケート・BMX カルチャーを結び付けています。プロスケートボーダーで世界チャンピオンのAndy Anderson(アンディ・アンダーソン)とBMX 世界チャンピオン通算9 回のMatthias Dandois(マティアス・ダンドア)の2 人のSwatch Proteam アスリートが、このコレクションの時計を着けながら、街に繰り出し、アートとスポーツの相乗作用を表現している。
HOLLYWOOD AFRICANS by JEAN-MICHEL BASQUIAT
エンターテインメント業界におけるアフリカ系アメリカ人に関するステレオタイプやアメリカ社会全体を取り上げたBasquiat(バスキア)のアート作品(1983 年)をモチーフにしている。鮮やかなイエローの時計の文字盤には、この絵画作品の中の3 人組、バスキアと一緒にニューヨークから旅行をしたラッパーのRammellzee(ラメルジー) と画家のToxic(トキシック)が描かれている。
ISHTAR by JEAN-MICHEL BASQUIAT
この1983年作のアート作品は、メソポタミアの戦争と豊穣の女神にちなんでIshtar(イシュタル)という題名で、オリジナル作品のテキストとローマ数字がブラックの文字盤の中で主役になっている。ストラップは、歴史的な権力への言及とバスキアの作品に共通する顔の描写を組み合わせて、この作品の様々な要素が登場している。
UNTITLED by JEAN-MICHEL BASQUIAT
バスキアは自分の作品に様々な方法でサインをしてた。このモデルの文字盤には、1982 年作のオリジナルの作品でひときわ目立つ太い黒の線で描かれた有名な王冠のモチーフ。ブラックのケース、ストラップの裏側、そしてループによって完璧に縁取られている。仕上げのタッチは、下のストラップにJean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)のサインである。
SWATCH x JEAN-MICHEL BASQUIAT TRIPTYCH
スペシャルボックスに入った特製のSwatch x JEAN-MICHEL BASQUIAT TRIPTYCH。3 本の時計には、他のSwatch x JEAN-MICHEL BASQUIAT ウォッチとは異なるディテールが用意されていて、2 つのループなどもその一例。上のループには王冠、下のループにはアーティストの名前がプリントされている。
メインのカプセルコレクションと異なるのは、秒針のカラー。(UNTITLED) BY JEAN-MICHEL BASQUIATはゴールドカラー、ISHTAR BY JEAN-MICHEL BASQUIATはイエロー、HOLLYWOOD AFRICANS BY JEAN-MICHEL BASQUIATはネオンピンクになっている。数量限定で5/11より公式オンラインサイトで注文開始、並びに一部直営店にて抽選販売となる。