A’ Design Award and Competitionパッケージデザイン部門でBronze A' Design Awardを受賞

まちライブラリー@MUFG PARKで設置している「タイムカプセル本箱」が、イタリアで開催された世界最大級のデザインコンペティションA’ Design Award and Competitionパッケージデザイン部門のBronze A' Design Awardを受賞した。adf-web-magazine-time-capsule-book-box-1

まちライブラリー@MUFG PARKは三菱UFJフィナンシャル・グループが設置し、まちライブラリーが運営している2023年6月にオープンした1000カ所目のまちライブラリーで、大きな特徴として長さ35メートル、高さ3.5メートルの壁一面を覆う本棚がある。横に長くつながる特徴を活かして、本棚の下6段は下から上へ宇宙や自然など人類誕生前からあるテーマから、人の営みによって生まれたアート、歴史、社会、文学と広がって配架し「生活文化の地層本棚」と名付けている。さらに上段の4段は「まちライブラリータイムカプセル」としてA4の「タイムカプセル本箱」を配架している。

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まちライブラリー@MUFG PARK の本棚上部に並ぶ「タイムカプセル本箱」

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まちライブラリー@MUFG PARK 内観

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まちライブラリー@MUFG PARK 外観

「タイムカプセル本箱」

写真や手紙、こどもの成長記録や仲間との思い出など「“生活(いとなみ)” の記憶」を本型のタイムカプセルに入れて保管、まちライブラリーの本棚に1年単位で預かり所蔵しする。自身が設定した開封時にはイベントを開き、思い出をシェアすることもできる。未来の自分や大切な誰かに時を超えて想いを届け、節目節目に開陳することで何か新しい発見につながるのではないかと考える。まちライブラリー@MUFG PARKで始まった「タイムカプセル本箱」は今後、全国各地のまちライブラリーでの展開も予定されている。

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「タイムカプセル本箱」まちライブラリー@MUFG PARK

まちライブラリー

まちライブラリーは「本」を通して「人」と出会う私設の図書館。誰でもどこでも気軽にはじめられる「本」を通した活動。本棚を置く、あるいは本を囲んで集まるだけでもはじめられる活動として、2011年にはじまり、まちのカフェ、お店、商店街、自宅、オフィス、お寺、病院などから農場や銭湯といった場所までひろがる。今では図書館や公共施設、商業施設、サービス付き高齢者住宅などにも広がり、多様な人たちがそれぞれの想いをもって展開する活動になり、日本のみならず、海外にも広がり、現在は1,100か所を超えるまちライブラリーが思いもよらない本と人との出会いや人とのつながりのきっかけの場となっている。

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まちライブラリー@MUFG PARK

A’ Design Award and Competition

イタリアで開催される最高のデザイン、デザインコンセプト、製品、サービスを選ぶ世界最大級のデザインコンペティション。

「まちライブラリー@MUFG PARK」情報

開館10:00 ~ 17:30(閉門18:00)
休館月曜・火曜 / 年末年始
本棚https://librize.com/places/12348