原宿に出現した⾃然とアートとサステナビリティを体感する創造の場
アート・グリーン・ファニチャーなどの「可動産」によって⾝軽に空間をキュレーションする「KADOWSAN」は、"サスティナビリティ"をテーマとした事業デザイン・場の企画・開発・運営を⼿がけるRGBとともに、東急不動産が渋⾕区神宮前地区に2024年4⽉17⽇(⽔)に展開する、東急プラザ原宿「ハラカド」の4階フロアで、サスティナブルをテーマとしたアートやコンテンツを体感できる原っぱのようなパブリックスペース「ハラッパ」をオープンする。
この空間はDAISHIZENとPARTYとThe Chain Museumによる「KADOWSAN」がクリエイティブディレクション・空間設計・オリジナルファニチャー・アート制作・アートキュレーションを⼿掛けており、アートと植物を楽しめる原っぱのようなパブリックスペースとなっている。
原宿に「ハラッパ」が誕⽣
各⽅⾯で活躍するクリエイターのコラボレーションにより、都会の真ん中で⾃然を感じながらアートを楽しめる空間が誕⽣し、⼦供の頃に遊んだ原っぱにあった、太陽、⾵、⾬、⼟、⾍、みどりを原宿というカルチャーの集積地に再現。空間を構成するアートやプロダクトは、環境に配慮されていながらも新しい感覚を届ける、憩いの場となる。
原体験や原⾵景を呼び起こすサステナブルなアートとプロダクト
施設名称である「ハラッパ」から着想された草原のような抜け感のある植栽と、プランターで配置された50種類以上の植栽が館内を彩る。空間全体は⾃然環境をイメージしたサウンドスケープ(作曲 :Sawako、サウンドデザイン:Corey Fuller)、外の環境に合わせ照度を変える照明計画により、室内にいながらも⾃然の中にいるような体験ができる。ランドスケープを描く植栽の⽴ち上がりは再び⼟に還る左官材で構成され、プランターも全てサステナブルな建材を使⽤し配置されている。
サステナブルプランター
古紙や古着、⿇袋を粉砕し固めたボードを組み合わせでプランター
間伐材のスツール
岡⼭県⻄粟倉村の間伐材が使用され、接着剤を使わず、⽊のクサビを使って固定している
古着のソファ
廃棄⾐料品を粉砕しボード状にして、ソファを制作。接着剤を使わず、ロープを編み込み固定しているので、再利⽤も可能
丸太ベンチ
東京都多摩市の森の間伐材を円形に並べ束ねたベンチ。ハラッパで使われたあとは、材⽊やバイオマスの原料として使⽤される
デジタルインスタレーション「太陽の焚き⽕」PARTY
ハラッパ中央の吹き抜け空間では、直径4.5mの⼤規模な太陽をモチーフにしたデジタルインスタレーションを展⽰。⼤地を照らし、緑を育み、暮らしのためにエネルギーを⽣み出してくれる「太陽」を表現した作品。
キュレーションアート
「⾬のうた + ことのは」⼩松 宏誠
「空⾊のモビール」⼩松 宏誠
「森の夢を」⼩松 宏誠
「進化」⻄原尚
「おやこグモ」⻄原尚
「ベンチ」⻄原尚、林奈緒⼦、稲葉諒
グラフィック
「ハラッパ」のロゴデザイン。パブリックな場所のため所謂デザインらしい造形で個性をあえて出さないよう⽂字を作成し、その上に草を連想させる⼿描きのテクスチャを被せ、草むらの中に⾍や動物が隠れているようなイメージを演出している。
サステナブルで体験型のボーダレスな空間へ
広域渋⾕圏において、原宿‧神宮前エリアを世界に向けた⽂化創造・発信拠点とするためのまちづくりの核となる商業施設となる「ハラカド」は「多様な⼈々の感性を刺激する新たな原宿カルチャーの創造‧体験の場」として誕⽣する。KADOWSANが企画プロデュースを担当する4階は、多様なカルチャーや新しいエンターテイメントを原宿らしく編集し、国籍・性別・年齢に関わらずボーダレスに体験できる場所をめざす。