世界最大の建築アワード10周年 Architizer A+アワードが募集を開始
世界を代表するオンラインプラットフォームArchitizerが主催する建築アワード「A+アワード」が、10回目となるアワードの募集を開始しました。10周年を記念する本アワードでは、これまでの歴史を振り返り、素晴らしい建築の数々を改めて称賛し、未来を切り拓く建築を生み出す活力に変えていきます。募集期間は、2022年1月28日(締切延長)2022年1月21日まで、レイトエントリーは2022年3月4日となっています。NPO青山デザインフォーラム(ADF)は、今年度もArchitizerのメディアパートナーとして「A+アワード」をサポートします。
世界最大規模のA+アワードは、世界中の建築や空間を最も民主的な方法で選考し、称賛するアワードプログラム。今年は更にカテゴリーや受賞者プログラムの規模を拡大し、建築の未来を担うデザイナーたちの素晴らしい作品にスポットライトを当てています。
今年は新たにファームアワードを追加。世界中のあらゆる規模や専門の事務所の功績を称えます。小規模プロジェクトやリノベーションプロジェクト、地域に配慮したプロジェクト、実験的デザインのカテゴリーを追加しました。このような困難な状況において、喜びをもたらし活力となる建築や空間が多く集まることが期待されています。119のカテゴリー一覧はウェブサイトで参照可能となっております。
審査は、Architizerにより選ばれた建築、デザイン、アート、テクノロジー、ファッション、メディア、ビジネス、不動産などの分野の有識者やアーティスト、約250人によって行われ、審査員の一例は下記となります。
- レズリー・ロッコ(African Futures Institute)
- アリソン・ブルックス (Alison Brooks Architects )
- トム・カンディグ(Olson | Kundig)
- パスカル・サブラン(Beyond the Built Environment)
- タオ・リウ+チンエン・ツァイ(Atelier Tao+c)
- ジーン・ギャング(Studio Gang)
さらに今年は、その年の世界の優れた空間をまとめた『The World's Best Architecture』が出版されます。2020年版は、1,000以上の作品からArchitizerの審査員によって厳選された120以上の建築や空間が掲載されました。安藤忠雄建築研究所やアジャイ・アソシエイツ、ヘザウィック・スタジオ、ダイアナ・ケロッグ・アーキテクツなどの受賞事務所の作品をはじめとした、その年の注目すべき建築と空間を集めた本となっています。
スケジュール
- 募集開始:2021年10月4日
- 募集締切:2022年1月28日(締切延長)
2022年1月21日 - レイトエントリー締切:2022年3月4日
- 審査:2022年3月
- 一般投票:2022年4月
- ファイナリスト発表:2022年4月4日
- 受賞者発表:2022年5月2日
Architizerについて
刺激的なコンテンツや建築プロダクトマーケットに関する情報、アワードプログラム、膨大なオンラインリサーチデータなどを通して、建築家の活動をサポートしモチベーションを与えることをミッションとしています。より良い建物を創り、より良い街、より良い世界を実現すべく活動する建築家に必要なツールを提供しています。