アート集団チームラボは、オランダ・ユトレヒトの「Nowhere」に常設展を2024年にオープン
Nowhereは、2024年にオープン予定となるヨーロッパ初のイマーシブなデジタルアートのためのスペース。伝統的な美術館やギャラリーの概念を越え、来場者の参加を促す、新しいタイプの五感に訴えインタラクティブな場となる。チームラボは、デジタルと物理的な世界との合間に存在する行間のような場所Nowhereでアートコレクティブ・チームラボの常設展を展示する予定。
チームラボの常設展は、ユトレヒト中央駅の隣のWonderwoodsに位置するNowhereに創られ、広さ3,000平米というスケール感を活かした、複雑で立体的な空間で、強い身体性を伴って、身体ごとインタラクティブな世界に没入するチームラボの作品群で構成される。
また、本常設展には、アート作品群の展示のほか「未来の遊園地」と「運動の森」が創られる予定。「未来の遊園地」は、共同的な創造性、共創をコンセプトにした教育的なプロジェクトであり、他者と共に世界を自由に創造することを楽しむ遊園地。「運動の森」は、「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに、脳の海馬を成長させ、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」となる。
チームラボ / teamLab
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、台北、メルボルンなど世界各地で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「チームラボボーダレス」を開館。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ」開催中。2019年上海・黄浦濱江に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。2020年6月にマカオに常設展「teamLab SuperNature Macao」オープン。
チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に永久収蔵されている。
teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art International.
チームラボ: http://teamlab.art/jp/
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YouTube: https://www.youtube.com/c/teamLabART
常設展概要
会場 | Nowhere (Jaarbeurs Boulevard, Utrecht, The Netherlands) |
開館 | 2024年 オープン予定(常設) |
URL | https://www.teamlab.art/jp/e/nowhere/ |
Nowehere | https://www.nowhereartspace.com |