第34回 WA Awards 10+5+X結果発表

World Architecture Community が主催するアワードWA Awards 10+5+X 34th Cycleの建築とインテリアデザイン部門の受賞者が発表されました。カンボジアからアルバニア、マレーシアからドイツに至るまで、27か国から集まった54の様々な建築様式のプロジェクトが受賞しています。受賞国はカンボジア、イタリア、メキシコ、中国、ベトナム、インド、イラン、アルバニア、トルコ、デンマーク、チュニジア、 マリ、韓国、アルジェンティーナ、フランス、ルワンダ、アメリカ、パキスタン、マレーシア、ブルキナファソ、パキスタン、アラブ首長国連邦、カナダ、ドイツ、日本、台湾そしてスペインです。ADF(NPO青山デザインフォーラム)は、メディアパートナーとしてWAアワードをサポートします。

adf-web-magazine-wa-award-34-winners第34回はカンボジアのOrient Occident AtelierがAdventurous Global Schoolで、名誉会員とリアライズドカテゴリーの過去の受賞者の投票によって受賞しました。ベトナムのヴォ・チョン・ギア率いるVTN ArchitectsがHa Houseで、イタリアのNemesi ArchitectsがPalazzo Italia - Human Technopole Foundation で、名誉会員と過去の受賞者の投票により受賞しました。

adf-web-magazine-wa-award-34-winners-2デザインドカテゴリーではデンマークのNevena MilosevicがBaseCamp Lyngbyで、 トルコのYazgan Design ArchitectureがDemirköy Visitor Center And Kınay Houseでそれぞれ名誉会員と過去の受賞者の投票、そしてWACメンバーの採点によりWA Awardsを受賞しました。チュニジアのPhilippe Barriereによる湾曲したMahmud Qabadu Mosqueは大ヒットし、名誉会員と過去の受賞者の投票により受賞に至りました。

学生カテゴリーでは、数々の優秀なプロジェクトの中から、ブルキナファソのThiery Adjidji NanetangarがCreative Minds Together: An Agricultural City in Dedougouで、UAEのDiana EnabがWalluctureで、インドのA Sanctum Of Narratives And Memoriesで、マレーシアのWilson Tan Xern EeがVisual Worldで第34回WAアワードを受賞しました。

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インテリアデザイン部門では、日本の吉田昌弘氏が馬嶋屋菓子道具店でWA Awardsを受賞しました。名誉会員と過去のリアライズドカテゴリー受賞者の投票により選ばれました。

台湾のKENG-FU LOがAnti Chamberで、インドのMatra ArchitectsがIreo Architecture Galleryでそれぞれ名誉会員と過去の受賞者の投票、そしてWACメンバーの評価によりWA Awardsを受賞しました。

このコンペは2つの選択基準によって選ばれます。一つは名誉会員と過去の受賞者によって構成された審査員による投票により、3つのカテゴリー(リアライズドカテゴリー、デザインドカテゴリー、そして学生カテゴリー)のそれぞれで10のアワードが授与されます。もう一つはWACの登録メンバーによるレーティングで選ばれ、それにより+5のプロジェクトが民主的に選ばれます。

カテゴリーの中で、仮にプロジェクト応募が15件よりも少なかった場合、公式審査員による投票数が多かったプロジェクトの2/3と、登録メンバーのレーティングが高かったプロジェクトの1/3にアワードが授与されます。WA Awards Winners pageで受賞したすべてのプロジェクトをご覧いただけます。

WA Awards 34th Cycleについてさらに詳しく読む.

現在、第35回WA Awardsの応募も募集しています。締め切りは2020年8月20日までです。あなたの素晴らしいプロジェクトにふさわしい評価を与えるにはこの機会をお見逃しなく。WA Awards 10+5+Xはインデリアデザイナーとインテリアデザインプロジェクトも応募できます。

参加方法はこちらから。