「高架下研究所 黄金町ロックカク」プロジェクトスタート - 横浜市日ノ出町・黄金町・初音町エリア活性化へ

「高架下研究所 黄金町ロックカク」プロジェクトとは、長年、遊休地となってしまっている京急線日ノ出町~黄金町駅間の高架下スペース「黄金町第6区画」を横浜市日ノ出町・黄金町・初音町エリアの魅力の1つに変えていくため、多くの人に気軽に参加してもらい、高架下を研究して、新しい魅力を創出するためのプロジェクト。

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このためにメディア運営、タイニーハウス、まちづくり支援などを手がけるYADOKARIは、京浜急行電鉄と連携し、日ノ出町・黄金町・初音町エリア活性化の一環として、現在遊休地となっている高架下スペース「黄金町第6区画」の新しい活用方法を地域住民の要望や意見を集約し、高架下での実証実験を通じて計画することにより新たなまちの賑わいの創出拠点を目指す。

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京急電鉄は、地元住民の方々や地域NPO団体である黄金町エリアマネジメントセンターとの協力のもと、高架下スペースを活用した「アートによるまちづくり」に取り組んできた。2008年には地元住民、横浜市と一体となり高架下にアートによるまちづくりを体現する施設として「京急高架下文化芸術スタジオ(現:日ノ出スタジオ・黄金スタジオ)」を整備してきた。施設運営は、黄金町エリアマネジメントセンターが担っており、雑貨や書籍の販売、アトリエ、アーティストの活動拠点として活用されている。

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また、2018年4月には日本初の高架下タイニーハウス複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho」を日ノ出町~黄金町駅間の高架下に開発し、横浜人・まち・デザイン賞、ソトノバ・アワード 場のデザイン賞も受賞するなどエリアの賑わいの拠点となっている。2020年3月には地域の大食堂「日ノ出町フードホール」、7月には黄金町エリアマネジメントセンターと提携し、まちの珈琲焙煎所として日ノ出スタジオ内に「Chair COFFEE ROASTERS」を開業するなど、日ノ出町・黄金町・初音町エリアの新たな魅力を創出している。