陶芸手法を用いたオブジェ作品や「走る」アートバスを展示

グランフロント大阪から全国、そして世界へ羽ばたくアーティストをサポートするアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」は、プロジェクト・ディレクターに椿昇を迎えて2021年3月にスタートし、気鋭のアーティストにより生み出された作品をこれまでの全6回を通して24点発表し、人々に驚きと発見を届けてきた。今回は第7弾として、新たな作品2点を展示する。adf-web-magazine-art-scramble-8

南館せせらぎテラスには、作家 西條茜自身最大となる大型作品でもあり、水が噴き出す仕掛けも施されている作品を展示。また、梅田エリア巡回バス「うめぐるバス」の車体にペイントを施した「うめぐるARTバス」が3月13日(水)から7月下旬頃まで、走行する。本作品はキュレーターであるMon Koutaro Ooyama含め総勢21名のアーティストと2024年3月10日(日)に実施したワークショップに参加した40名の子どもたちによって制作されたもので、2022年に続き2回目の実施となる。本プロジェクトは今後も定期的な作品の入替を予定しており、中長期的に継続して取り組むほか、子どもたちにアートや表現することの楽しさを感じてもらう機会を今後も提供していく。adf-web-magazine-art-scramble-4

「ART SCRAMBLE 第7弾」

オブジェ作品 
  • 日程:2024年3月19日(火)から2025年3月初旬まで  
  • 場所:南館せせらぎテラス           
  • アーティスト:西條 茜              
  • キュレーター:ヤノベケンジ 
adf-web-magazine-art-scramble-6
うめぐるARTバス with #BCTION Freewall
  • 日程:2024年3月13日(水)から7月下旬まで
  • 場所:うめぐるバス(梅田エリア巡回バス)
  • アーティスト:Mon Koutaro Ooyamaはじめ計21名
  • キュレーター:Mon Koutaro Ooyama(アーティスト)

adf-web-magazine-art-scramble-5adf-web-magazine-art-scramble-2adf-web-magazine-art-scramble-3

西條茜 プロフィール

1989年兵庫県⽣まれ。2014年京都市⽴芸術⼤学⼤学院美術研究科修⼠課程⼯芸専攻陶磁器分野修了。2013年ロンドンロイヤルカレッジオブアートへ交換留学。陶磁器素材の特徴ともいえる内部の空洞と表⾯の艶やかな質感から「⾝体性」をキーワードに、陶彫作品及びそれらに息や声を吹き込むサウンドパフォーマンスを発表している。また⼀⽅で世界各地にある窯元などに滞在し、地元の伝説や史実に基づいた作品も制作している。

アーティスト:Mon Koutaro Ooyamaはじめ計21名

Bukuro / Chula / Enter / 骨コアラ / Jaako / Konirow / Mahiro / Masagon / Mizpam / Moya / Naoki / Ryoji / Ryoya / Sota / Takuji / Ue masa / うきち / Youbob / Yuhei Takahata / 10rc0

うめきた広場で、総勢21名のアーティストが梅田エリア巡回バス「うめぐるバス」の車体にライブペイントを実施。また、ワークショップに参加した40名の子どもたちもアーティストと共に力いっぱい「うめぐるバス」にペイントを施し、エネルギー溢れる「うめぐるARTバス」が完成した。