「RICOH ART GALLERY」が銀座の三愛ドリームセンターにオープン

リコーは、東京・銀座4丁目交差点に面した三愛ドリームセンターの8階・9階に「RICOH ART GALLERY(リコーアートギャラリー)」を2021年4月28日にオープンする。リコー発のアートプロジェクト「StareReap(ステアリープ)」とアーティストとの共創によって生まれた作品を紹介・販売するためのギャラリーとして開設し、新しいアート文化の創出に貢献していく。国内・海外を問わず、美術業界の最前線で創作活動を行っている新進気鋭のアーティストとのコラボレーションによる展覧会の開催を予定している。

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三愛ドリームセンター

オープニング展覧会では、2010年代以降の日本のアートシーンをリードする梅沢和木の個展「画像・アラウンドスケープ・粒子(Image, Aroundscape, Particle)」を4月28日から5月29日まで開催。

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8階:RICOH ART GALLERY

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8階:RICOH ART GALLERY

StareReapとは

リコーが新規事業の創出に向けた取り組みとして行う、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指すアクセラレータープログラム「TRIBUS」。「StareReap」は、本プログラムで活動中の社内チームから生み出されたアートプロジェクト。リコー独自のインクジェット技術とデジタル技術を用いて2.5D印刷※する技法「StareReap 2.5」を制作基盤とし、凹凸や質感などを精密にそして自由に表現する。アーティストと「StareReap」チームの共創活動でさまざまな表現を生み出し、作品を創り上げていく。
※UVインクで積層して立体形状を表現する技術。

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9階:RICOH ART GALLERY LOUNGE

オープニング展覧会 梅沢和木展

インターネット上にあるさまざまなデジタル画像を引用してコラージュし、さらにそこに加筆を行うことで、デジタル世界と現実世界を行き来する作品を生み出してきた梅沢和木。何百ものレイヤー構造を持たせながら、膨大な量の画像を一つの画面上に重ねて配置していくことで、まったく新しい画像を作り出す技法は、何層ものインクの重なりによって質感を表現していく「StareReap 2.5」の技法と親和性がある。デジタル画像や、自身のペイントのスキャンデータをコラージュし、さらに梅沢のイメージするデジタルノイズ表現や、凹凸による立体感を「StareReap」が生み出す。そこに梅沢が加筆することで創出された新しい作品群が披露される。

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梅沢和木《画像の粒子 -Twelve Style-》, 2021, 紫外線硬化樹脂(StareReap 2.5プリント)にアクリル, 91.5×91.5cm

梅沢和木プロフィール

1985年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。インターネット上に散らばる画像を再構築し、圧倒的な情報量に対峙する感覚をカオス的な画面で表現する。CASHI所属。 

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Photo by Shintaro Yamanaka(Qsyum!)

今後の展覧会

国内外のアーティストと「StareReap」の共創による新しいアート作品を紹介する展覧会を順次開催していく。

  • 横田大輔 個展           6月9日~ 7月6日
  • 金氏徹平 個展           7月中旬開催予定

「画像・アラウンドスケープ・粒子」 Image, Aroundscape, Particle 開催概要

会期2021年4月28日~ 2021年5月29日
会場RICOH ART GALLERY
休廊日月・日・祝 (4月29日~4月30日、5月4日~5月5日は営業)
展覧会ティザームービーhttps://youtu.be/2THvPNYdpUM