デザイン目線のトラベルガイド「d design travel」三重版刊行決定-デザイントラベルを考えるワークショップ実施
1県につき1冊ずつ、デザイン目線で紹介するガイドブックシリーズ『d design travel』の31冊目となる『d design travel 三重』が、2022年秋に刊行される。そのキックオフとして、公開編集会議が三重多気郡にあるVISON 農園エリアと東京日本橋の三重テラスにて開催される。ここで集まる情報を活かしながら、編集部が5月から7月にかけて約2ヶ月間、現地での住み込み取材を実施。暮らすように県内を旅して、実際に体験し感動したものだけを紹介する。発売の際には、渋谷ヒカリエ8階の「d47 MUSEUM」にて、誌面と連動した展覧会や県産品の特別販売を行う。また、併設の「d47食堂」でのコラボメニューやトークショーなど様々な企画が展開される予定。
デザイン目線のトラベルガイドブック『d design travel』とは
『d design travel』は、2009年に創刊し、これまでに「北海道号」「埼玉号」「香川号」「福島号」など30都道府県を発刊している。毎号、地域住民との公開編集会議を皮切りに約2ヶ月間の現地取材を行う。各号の取材と、東京と特集県とで連動する企画を通して、47都道府県の独自の個性を改めて整理し発信することで、日本各地にあるその土地らしいクリエイションを見つめ直し、その価値を継承する意識を持つきっかけを与える、これまでのトラベルガイドには無い機能をもつ書籍として展開している。
地元住民と編集部が一緒に取材候補地を考える公開編集会議
三重県版の公開編集会議は、2022年5月15日(日)に三重県にあるVISON 農園エリア 宿泊農業体験施設にて、5月22日(日)に東京・日本橋の三重テラスにて開催される。ここでは、地元住民や、三重県やデザイン好きな方など、公募で集まる参加者たちが、自分たちの住む地域の魅力や文化を見直し、観光/レストラン/カフェ/ショップ/宿泊/人物、の6つのカテゴリーに分かれてグループディスカッションをする。そこで集まった情報を活かしながら、編集部が5月から7月にかけて約2ヶ月間、現地での住み込み取材を実施。暮らすように県内を旅して、実際に体験し感動したものだけを紹介する。今後も残していきたい独自の特性や風土が活きた「三重らしさ」を探求し、日本各地を取材してきた編集部の“よそ者目線”を活かし、その個性を改めて見直し、1冊にまとめあげる。
『d design travel』クラウドファンディングによるサポーター募集
本書シリーズの制作資金の重要な柱として、クラウドファンディングによるサポーターを募集する。『d design travel』の本質は、単なる旅行ガイドではなく、旅を通して「地域で頑張っている企業やお店の姿を伝えていく」こと、そして「地域の“らしさ”や“個性”を守ろうと呼びかけていく」ことにある。このクラウドファンディングは、ただ資金を調達するだけの手段ではなく、ロングライフデザインを応援しようと同じ方向を目指す仲間とコミュニティをつくり繋いでいくことを目的としている。
募集期間:2022年5月12日(木) 11:00 ~ 2022年7月7日(火) 23:00
URL: 『d design travel』を続けたい vol.31 三重号:READYFOR
三重県のデザイントラベルを考える『d design travel WORKSHOP MIE』概要
日程 | 三重開催 2022/5/15(日)、東京開催 5/22(日) |
時間 | 両地ともに、14:00~16:30(受付は13:30より) |
場所 | 三重開催「VISON 農園エリア 宿泊農業体験施設」、東京開催「三重テラス」 |
参加費 | ¥3,500(最新号『d design travel 福島』1冊付き・税込)※最新号持参の場合は無料 |
定員 | 三重開催 40名、東京開催 30名 |
申込 | D&DEPARTMENT Webサイト、店頭 |