世界で最も稼ぎ出す現代アート界のスーパースター、ダミアン・ハーストの作品を販売
アート作品の共同保有プラットフォーム 「STRAYM (ストレイム)」で、2021年2月16日(火)19時30分からダミアン・ハーストの作品を販売する。
ダミアン・ハーストの作品の多くは「死」を扱っているものだが、「死」すらも美術として昇華させ、新たな芸術の価値観を生み出し輝かさせるのがダミアン・ハーストだ。その一つの表現方法として頭蓋骨を用いた作品は今まで数多く発表されている。中でも代表的な作品となった2007年に制作された18世紀の人間の頭蓋骨をかたどったブラチナに8601個の純ダイヤモンドで敷き詰めた彫刻作品は当時120億円で販売された事でも話題になった。2009年に発表された本作品は「The Dead(Chocolate Oriental Gold Skull)」という作品名でED.15という少数で、チョコレート色がベースでゴールドの箔押しがとても美しいアーカイバル版画の貴重な作品となっている。
作品紹介
- タイトル The Dead(Chocolate Oriental Gold Skull)
- アーティスト ダミアン・ハースト(Damien Hirst)
- 制作年 2009年
- 出品元 Private Collection
- 購入価格 100円〜
- 販売方式 先着順
作家プロフィール
1965年イギリス・ブリストル生まれ。イギリスの現代アーティストでYBAs(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)の代表格で現代アート界の第一線で活躍し続ける最も有名なアーティストの一人。 イギリス北部の都市リーズで育ち、1984年にロンドンに移住、建築現場で働いた後、1986年から89年までの2年間、ロンドンのゴールドスミス・カレッジ美術学部にてファインアートを学ぶ。在学中の1986年、最初の「スポット・ ペインティング」シリーズの制作を開始。このシリーズは、今なお彼の代表作の一つとなっている。92年にロンドンのサーチ・ギャラリーで「生者の心における死の物理的不可能性」を発表。ターナー賞に初ノミネートされ、YBAsの一人として注目を集め始める。1993年にイギリス代表としてベネツィア・ビエンナーレに出展した牛の親子の体を断面化した「母と子、引き裂かれて」は1995年に現代アート界で最も重要な賞の1つとされるターナー賞を受賞。これをはじめセンセーショナルで挑発的な作品等がアート界はもちろん、多くの人に衝撃を与え、表現の新たな可能性の到来を確信させた。このような作品と並行して、合理的でシステム化を徹底した作品を生み出すことでも注目集める。更に錠剤をモチーフとしたドット絵画シリーズの量産、出版事業、レストラン経営などビジネス領域にも進出し、2007年には「Art Review」によるアート界有力者番付1位に選ばれる。2012年、テート・モダンで大回顧展が開催。2015年には同じブリストル出身のバンクシーが企画したアートプロジェクト「ディズマランド」に参加。2017年の大規模個展「Treasures from the Wreck of the Unbelievable」(パラッツォ・グラッシ、ヴェネチア)では、東アフリカの海底に沈んだ架空の難破船「アンビリーバブル号」から発掘した宝物を展示するという壮大なコンセプトが話題を呼んだ。