視覚障害者の潜在価値を活かした、記憶と音にフォーカスをあてたソリューション

「ちがう」を価値に変え、新しい働き方をデザインすることを掲げるveerncaは、障害の有無をこえたメンバーで共同で立ち上げた企業。視覚障害者ならではの能力を活かして開発した初の製品コンセプトを2021年3月16日よりオンラインで開催される世界最大規模のテクノロジーとカルチャーの祭典SXSW2021(サウス・バイ・サウスウエスト)にて「記憶術」と「音から想像するちから」を活用したソリューションコンセプトを展示する。

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ちがうという価値で、チームを強くする

veerncaは、障害の有無をこえたインクルーシブなメンバーで立ち上げ、障害に対する偏見や思いこみをなくすことを目指し、障害があるからこそ得られる「価値」や「強み」を活かした商品づくりや企業研修を行なっている。今回出展するサービスは、Valuable Designプロセスを用いて開発した。Valuable Designプロセスとは、障害のある人々が自らの潜在的な価値を発揮し、活躍するためのデザインを体系化し、独自のプロセスとしてまとめた考え方。

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SXSWについて

SXSWは毎年3月に、アメリカ合衆国テキサス州オースティン市で開催されるデジタル・インタラクティブや映
画・音楽の世界最大規模のクリエイティブフェスティバル。2021年度は3月16日から3月20日までオンラインにて開催。特にインタラクティブ部門は世界的に影響力があり、スタートアップ企業の登竜門として、企業や投資家などから注目を集める。