遊びで体の使い方が巧みになる新作遊具
保育教材、遊具、園児服などの企画・製造・販売を行うジャクエツは、Deportare Partners代表為末大とのコラボレーションとなる遊具2点を発表し、2022年6月7日(火)から6月9日(木)までに開催されるあそびの価値を考えるイベント「こども環境サミット2022」内にて遊具の発表・デモンストレーション・展示を行う。
Kepler
ぐるぐると走ることで身体の軸を意識し体幹を鍛えることができる、左右非対称に設計されたスラローム遊具。シンプルな形状でありながら、斜面の角度の違いがスピードの強弱を生み、子どもたちを惹きつける。
Kepler Tower
1階に巨大な2重のスラローム。2階にロープをかいくぐりながら進む広いネット空間を持つKepler Towerは、「不安定な場所を歩く」ことにより体幹を鍛え、遊びながら身体の軸を作り上げることができる総合遊具。
為末のコメント
強くしなやかな体幹を作る。体をさまざまな方向に回転させる。全身を使って弾む。運動が巧みになる基礎はこの三つにあると考え、子供たちが自由に遊ぶ中でこの能力が自然と身につくことができないだろうかと考えました。Kepler Towerでは、一番下の遊具で子供たちがぐるぐる回転することで体幹が鍛えられ、体を捻りながら上がっていく遊具を上部に設置し、全身を使って弾みながら周回できるようにしました。体で遊ぶことは子供たちの未来をひらく土台となります。コロナ禍で我慢しなければいけなかった子供たちが元気いっぱい遊んでくれることを願っています。
為末大
為末 大 / 元陸上選手・Deportare Partners 代表。1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者。現在は執筆活動、会社経営を行う。新豊洲Brillia ランニングスタジアム館長。Youtube 為末大学(TamesueAcademy)を運営。国連ユニタール親善大使。主な著作に『Winning Alone』『走る哲学』『諦める力』など。
Deportare Partners
「スポーツ=身体と環境の間で遊ぶ」。2018年設立。代表の為末がスポーツから得た知見で、社会をより豊かにしていくことを目指す。複数のプロジェクトやベンチャー企業の育成などを行う。
ジャクエツ
1916年創業。「未来は、あそびの中に。」をスローガンに、幼児施設向けの教材や遊具の製造販売をはじめ、園舎の設計施工や、近年は美術館や商業施設といった公共施設などに質の高いあそびの環境をデザインすることで、子どもの成長とともに大きく花開いていく『未来価値』を創造し続ける。
製品発表イベント こども環境サミット2022
会場 | パシフィコ横浜 Cホール |
日程 | 2022年6月7日(火)から6月9日(木)まで |
時間 | 9:00~19:00 |