丸シールによる新たな絵画表現と参加型作品を紹介する企画展
愛知県の高浜市やきものの里かわら美術館・図書館で、企画展「大村雪乃展 ―シールアートの世界―」を2026年4月18日から6月28日まで開催する。主催は高浜市やきものの里かわら美術館・図書館。丸シールを用いて都市夜景の光を描く現代美術家・大村雪乃の代表作と多彩なシリーズを紹介する。
丸シールが生み出す絵画表現
大村雪乃は文房具の丸シールを用い、都市の夜景を点描する。遠景では写真のようなリアルな光景が立ち上がり、近づくと丸シールを幾重にも重ねた物質的な画面が現れる。鑑賞距離によって印象が変化する独自の表現が特徴である。本展では代表作「CITY LIGHTS」シリーズに加え、名所風景画、装飾用カッティングシートを用いた「花鳥諷詠」シリーズを紹介する。展示作品は合計92点を予定し、「CITY LIGHTS」14点、「光の旅」24点、「花シリーズ」7点、「Perfect Midnight」6点、「Other Works」17点、「花鳥諷詠」24点で構成する。
大型作品が並ぶ展示空間
最大作品は縦約2.6メートル、横約3.9メートルに及ぶ。会場は2階企画展示室に加え、1階ホールも使用する。広い空間を活かし、近距離と遠距離の双方から作品を鑑賞できる展示構成とする。素材の特性や光の効果を体感できる空間演出を行う。
参加型大型作品
会期中は「高浜市の風景」をテーマにした参加型大型作品を展示する。来場者が丸シールを貼ることで作品が徐々に完成へと向かう。制作過程を共有し、誰もが表現の楽しさに触れる機会を創出する。
作家によるイベント
4月18日11時から作家によるギャラリートークを開催する。参加費は無料で当日観覧券が必要。14時からは丸シールアートのワークショップを実施する。参加費は1,000円、観覧券提示で500円。対象は小学生以上、定員20名。3月21日から電話で申込受付を行う。
大村雪乃 プロフィール
1988年生まれ、東京都在住。2013年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。在学中に丸シールによる夜景作品を発表し、2012年Tokyo Midtown Awardオーディエンス賞を受賞。以後、国内外で個展やグループ展を開催する。2025年度から朝日新聞「文芸時評」の挿画を担当。観客参加型ワークショップ監修やテレビ番組出演を通じ、シールアートの魅力を発信している。
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館
三州瓦の産地である高浜市に位置する複合文化施設である。かわら美術館運営共同事業体 代表企業乃村工藝社 構成員図書館流通センター NTTファシリティーズが指定管理者として運営している。
「大村雪乃展」―シールアートの世界―開催概要
| 会期 | 2026年4月18日から6月28日まで |
| 時間 | 10時から17時 入館は16時30分まで |
| 観覧 | 高校生以上900円 中学生以下無料 |
| 会場 | 高浜市やきものの里かわら美術館・図書館 本館 |
| URL | https://tinyurl.com/2jey9bhc |

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