ポップ・アートを牽引したアーティスト、アンディ・ウォーホルを紐解く
アンディ・ウォーホル。その魅力に迫る完全保存版『知らなかった、アンディ・ウォーホル』Pen 10月号が発売。アンディ・ウォーホルといえば、キャンベルのスープ缶、コカ・コーラ、マリリン・モンローなど、馴染みのあるモチーフで強烈なインパクトを与え、ポップ・アートを牽引したアーティスト。誰もが知る存在にもかかわらず、謎がつきまとい、好奇心をかきたてられてきたアート界の“巨人”。
2022年9月には京都市京セラ美術館で、国内では約6年ぶりとなる展覧会『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』がスタート。100点以上の日本初公開作品などを含む約200点とともに、京都との知られざる関係もひも解かれる。これを機に、改めてアンディ・ウォーホルという存在に注目。生まれ故郷ピッツバーグを訪ねてルーツを探ったり、現代アーティストや脳科学者の視点からその精神性を垣間見たり、巨人、アンディ・ウォーホルの人間像へ迫ってみると、コンプレックスや孤独に悩みながらも、人と芸術を愛してきた、純粋なひとりの男の姿があった。
ウォーホルをひも解く、5つのキーワード
未知なる故郷、ピッツバーグへようこそ
レシートから玩具まで、「タイムカプセル」にプライベートを垣間見る
天才を育んだ、ふたつの街の風景を訪ねて
いまさら聞けない素朴な疑問にお答えします
これを押さえよ! まずチェックしたい基本の5作品
人生そのものがアート! 時代を駆け抜けた鬼才の足跡をたどる
人間関係から検証する、ウォーホルの13人
元助手が語る、“アートの巨人”の意外な素顔
日本が与えた影響を、二回の旅から考察する
京都で目にした神社仏閣から、感じ取ったこと
証言者が語る、時代の寵児の実像とは? 中谷芙二子 ホンマタカシ
魅力を深堀り! 素描、写真、映画にフォーカス
杉本博司がしつらえる、時代を超えたアートの共演
クリエイターを刺激する、憧れのアートピース
松山智一(アーティスト) 千原徹也(アートディレクター) 日比野克彦(アーティスト)
中野信子が読み解く、現代社会を予言した“意味深”な言葉たち
時代を映し出す、ウォーホルとリヒターの共通点
エリイ×森村泰昌、ふたりが考えるウォーホルの見方
あなたも買える、名作はこれだ