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Forbes JAPANがチームラボボーダレスという「謎」を解明

『Forbes JAPAN 10月号別冊 世界が体験した「チームラボボーダレス現象」』が、2022年8月31日(水)に発刊され、全国書店にて販売される。adf-web-magazine-forbes-japan-temlab-1

世界を驚愕させた『チームラボボーダレス』

2018年6月21日、お台場に忽然と姿を現したミュージアムが、『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』(以下 チームラボボーダレス)。10,000㎡の大空間がアート作品だけで埋め尽くされた世界に例のないミュージアムは、世界のアート界を驚愕させ続けていたチームラボと、都市のグランドデザインを描き続けてきた森ビルが、共同でつくり出したもの。オープン直後からの凄まじいばかりの反響は夥しい数の画像となってSNSを通して瞬く間に世界へ広がり、翌2019年には219万人超の来館者数を記録。それは単一アート・グループの美術館としてのギネス世界記録に認定された。adf-web-magazine-forbes-japan-temlab-2

2022年8月31日、お台場のチームラボボーダレスは一旦のピリオドを打つ。本誌を読むことで、終わりなき進化をとげるチームラボボーダレスのネクストステージが見えてくるはずだ。なお、「チームラボボーダレス」は、2023年に竣工・開業予定の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に、移転オープンすることが決まっている。

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「チームラボボーダレス」 東京 虎ノ門・麻布台プロジェクト © チームラボ

チームラボボーダレスという「謎」を解明する

チームラボボーダレスを体験すると、実にさまざまな疑問が湧いてくる。

「いかにしてこのプランは生まれたのか」

「いかなる着想とアイデアのもとにそれぞれの作品はできたのか」

「それらは何を意図し、何を伝えようとしているのか」

「それを支えているのはどのようなテクノロジーとハードなのか」

それらを解明するために本誌では、チームラボボーダレスが持つ多様な側面を5章に分けてとらえている。

世界規模で同時代人から話を聞き、彼ら超一流の人物たちが、いかに多大なインパクトとインスピレーションを受けたかを伝えている。まさに、「チームラボボーダレスという現象を世界が体験した」と言える。adf-web-magazine-forbes-japan-temlab-3

目次抜粋

巻頭インタビュー:猪子寿之(チームラボ代表)

Chapter.1 Art-アートが生まれるバックボーン

Marc Glimcher(ペースギャラリーCEO)/眞田一貫(ギャラリスト)/Barbara London(キュレーター、ライター)/Laura Lee(フロリダ州立大学 准教授)/Lars Hinrichs(デジタルアートミュージアム 〈ハンブルク〉創設者)/片岡真美(森美術館 館長)

Chapter.2 Technology-テクノロジーが支える世界

Jon Favreau(俳優、映画監督)/Luke Wood(Beats by Dr. Dre〈Beats〉元プレジデント)

Chapter.3 Physicality-場所とは身体性である

宮津大輔(横浜美術大学 教授)

Chapter.4 Culture-新たなる文化の創造

陳 楸帆(SF作家)/Flying Lotus(音楽プロデューサー、DJ、ラッパー、映画音楽家、映画監督)/Swizz Beatz(ヒップホップアーティスト・プロデューサー)/ぞのさんっ(映像クリエイター)

Chapter.5 Education-共創という教育、人類への教育

Felix Barrett(芸術監督)/Grimes(ミュージシャン)

Column:Future Park「未来の遊園地」から望む他者との自由なクリエーション

teamLab's HISTORY 2000-2022 アート史に残る作品から追うチームラボ、20年の旅路

街づくりにアーティストが参画。文化・アートが「都市の磁力」を増強する

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チームラボボーダレスについて

チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」。境界のないアートに身体ごと没入し、10,000㎡の複雑で立体的な世界を、さまよい、意思のある身体で探索し、他者と共に新しい世界を創り、発見していく。2022年8月31日閉館、2023年東京都心部に移転予定。

『Forbes JAPAN 10月号別冊』概要

発売日8月31日(水)
価格880円(税込)
判型、ページ数A4変形、104ページ
編集人藤吉雅春