ダイバーシティ & インクルージョンを体現できるギャラリー & イベントスペース
シブヤフォントは2024年春から「原宿スクエア」7階に移転し、ダイバーシティ & インクルージョンを体現できるギャラリー & イベントスペース「シブヤフォントラボ」を開業する。「原宿スクエア」は東急不動産の商業施設、東急プラザ原宿ハラカドが2024年4月17日にオープンする施設で、東急プラザ原宿ハラカドのテナント、クリエーター、デザイナー、さらに原宿周辺のさまざまな企業・団体と連携して運営する。
「シブヤフォントラボ」
「シブヤフォント」は障がいのある人、学生、福祉、そして企業・団体とが、アート・デザインを通して、今まで接点のなかった人々とのつながりを生み出してきた。関わった障がいのある人に自己肯定感が育まれることでアーティストとなり、社会とのつながりも広がった。さらには、関わる全ての人々が交流を通し、新たな気づきや発想の種を生み出した。「シブヤフォント」はダイバーシティ & インクルージョン社会の実現に向けた渋谷発の画期的なアプローチであり、「ご当地フォント」としても全国に広がっている。その「シブヤフォント」の新たな拠点として、「シブヤフォントラボ」では障がいのある人とそのコミュニティーが今までにない新たな交流を生み出し、障がいのあるなしに関わらず、誰もが“へんしん”できる場所を目指す。“障害”という固定観念を取り除き、多様な特性や解釈を受け入れる新たなメッセージ「ショウガイはへんしんできる。」を発信する。
「シブヤフォントラボ」ができるまで
- シブヤフォントについてのそれぞれの思いをつづる
- グループで得られたキーワードを整理
- アイデアの共有
- アイデアブレインストーミング
- インテリアデザインの検討
- オリジナルデザインの家具の試作
新たな拠点を開業するにあたり、約3年に渡って渋谷区、渋谷区内の障がい者支援事業所、ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京、シブヤフォント認定ファシリテーターなど、多様なメンバーと対話を重ねた。事業計画、ギャラリー企画、インテリア、空間、商品開発などのテーマに数多くのプロセスを経て、「シブヤフォントラボ」として結実しようとしている。