第 8 回横浜トリエンナーレと連携した開催

BankART1929は、これまで横浜トリエンナーレ開催毎に大規模な連携企画展「BankART Life」を開催し、3年に一度の総括とその後の指針を示してきた。BankART活動開始から20年のタイミングで開催する7回目の「BankART Life」である「UrbanNesting:再び都市に棲む」がBankART Station + 周辺各所(関内地区、みなとみらい 21 地区、ヨコハマポートサイド周辺地区)で、2024年3月15日(金)から6月9日(日)まで開催される。

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メインビジュアル

2004年横浜市が推進する創造都市構想のリーディング事業として始まったBankART1929は、歴史的建造物や港湾倉庫などの遊休施設を文化芸術に活用することによって街ににぎわいをつくることをミッションに、館内外問わず様々な事業を展開してきた。今回の会場となる「BankART Station」は、みなとみらい線「新高島駅」地下1階に広がる大空間であり、外部空間への結節点でもある。「BankART Station」を起点として、みなとみらい21地区、関内地区、ヨコハマポートサイド周辺地区の3つのエリアの日常空間に作品を展開。多様なガイドによる「ツアー」によって、さまざまな視点から都市を訪れる。

統一テーマ「野草」

成熟しつつある都市は管理され規制されると同時に、本当の意味で未知のものに出会う自由さを失いつつあるようにもみえる。フェンスに阻まれ路傍に咲く花を摘むことさえままならない、そんな都市でも、ここを棲み家とするものとして自由の花を摘みに、あるいは何かを予感するために、あえて都市に身を置く。そこに今回のトリエンナーレがテーマとしている「野草」に通じるものがある。

参加作家(五十音順・屋外展示作家含む)

淺井裕介、アトリエ・ワン + 東京工業大学塚本研究室、石内都、磯崎道佳、ウー・チェンイー、牛島達治、大田黒衣美、岡﨑乾二郎、甲斐貴大 / studio arche、片岡純也 + 岩竹理恵、川俣 正、キム・ガウン、蔵真墨、小林椋、佐藤邦彦、さとうくみ子、志田塗装 + 酒井一吉、島袋道浩、下寺孝典(TAIYA)、白井美穂、SPACESPACE、鷹野隆大、高橋士郎、谷本真理、電子音響ピープル、野老朝雄、中谷ミチコ、西原尚、蓮輪友子、婦木加奈子、blanClass + 神村恵、みかんぐみ、水木塁、三田村光土里、光岡幸一、村田真、矢内原充志、柳幸典、ヤング荘、吉田山 + 西山萌 + 木雨家具製作所、葭村太一、ワークステーション + 武蔵野美術大学建築学科高橋スタジオ、ほか

主な見どころ

関内地区:石内 都「絹の夢―silk threaded memories」@ 馬車道駅コンコース
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©Ishiuchi Miyako「絹の 夢」Courtesy of The
Third Gallery Aya

みなとみらい地区:中谷ミチコ「すくう、すくう、すくう」@ ぷかり桟橋(共催:パシフィコ横浜)
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中谷ミチコ《 す くう、すくう、すくう》 Photo:
Hayato Wakabayashi 場所: 奥能登国際芸術祭

ヨコハマポートサイド周辺地区
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光岡幸一@「つま正」本社ビル

多様な地図で巡るツアー

BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」開催概要

会期2024年3月15日(金)から6月9日(日)まで
時間11:00 ~ 19:00
会場BankART Station + 周辺各所(関内地区、みなとみらい 21 地区、ヨコハマポートサイド周辺地区)
URLhttps://www.bankart1929.com/life7/