コレクション・ランベールとの共催

エドガー・サラン個展「HUNKY DORY」が神戸のギャラリー・VAGUE KOBEで2024年5月11日(土)から7月29日(月)まで開催される。本展はパリのギャラリスト/コレクターのイヴォン・ランベールがフランス・アヴィニョンに構えた私設美術館「コレクション・ランベール」と共催で、コレクション・ランベールが支援する若手アーティストの展覧会。今回が第一回目の開催となる。

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©︎ Edgar Sarin

エドガーの作品は、人間が触媒となる政治的・環境的調和の形式的な探求を提示し、生成的な廃墟を扱った作品や、展示空間に対する問題提起によって注目されている。今回はVAGUE KOBEに馴染みのある木材や石材などのマテリアルをセレクトし、エドガーが神戸で滞在制作を行った。それら新作とともに、絵画、ステンドグラス、彫刻、オブジェなど、多岐にわたるジャンルの作品が一堂に会する展覧会となる。

展示作品例

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《Théâtre》
Edgar Sarin
2023
Oak, steel
292 × 40 × 37,5 cm
©︎ Edgar Sarin

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《Haniwa Boogie-Woogie》
Edgar Sarin
2023
Oil on canvas,
195 x 140 cm.
Photo: Gregory Copitet
©︎ Edgar Sarin

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《Sans titre》 (razzle dazzle),
Edgar Sarin
2023
Pigment on canvas,
180 x 120 cm.
Photo: Gregory Copitet
©︎ Edgar Sarin

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《Variation sur celui barbare》,
Edgar Sarin
2022
Oil on wood, oak,
116 x 200 x 13 cm.
Photo: Vincent Everarts
©︎ Edgar Sarin

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《Théâtre》
(Subterranean Homesick Blues),
Edgar Sarin
2023
Burlap, pigment, mixed technique,
420 x 1500 x 300 cm.
Photo: Gregory Copitet
©︎ Edgar Sarin

エドガー・サラン(Edgar Sarin)

1989年マルセイユ生まれ、パリ在住。人間が触媒となる政治的・環境的調和の形式的な探求を提示し、生成的な廃墟を扱った作品や、展示空間に対する問題提起によって注目されている。これまでに、Collège des Bernardins(パリ)、Centre de création contemporaine Olivier-Debré(トゥール)、ニュイ・ブランシュ(パリ)、Konrad Fischer Galerie(ベルリン)等で作品が紹介されており、最近ではCentre Pompidou(パリ)に作品が所蔵された。

「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」開催概要

会期2024年5月11日(土)~7月29日(月)
時間12:00~20:00
会場VAGUE KOBE
URLhttps://tinyurl.com/36yw856w