日本美術史の再定義を試み続ける

ARTDYNEで笹田晋平個展 「烏と象」が2024年8月9日(金)から8月21日(水)まで開催される。笹田は独学で油彩画を学び、伝統的な洋画の流れを汲みながらも日本の土着性を色濃く反映した作品や、「ひたすら抽象的な文様を描く」ことに着目し描いた作品などを制作。さらに2020年より始めた点描作品は、コロナ禍に自宅で過ごす時間が増えたことから閉塞感を表出するかの如く点を描き続けることで始まったシリーズで、現在もそれぞれの技法を使い分けながら精力的に制作・発表を続けている。

adf-web-magazine-artdyne-sasada

バプテスマの子ゾウno.17(アメリカの詩)*unfinished
制作年  2024年
サイズ  1303×970mm
キャンバスに油彩

本展では笹田の近年の作風変遷をたどる展示として位置づけられ、点描の作品7点に加え、2021年から描き続けている「Emperor lesson no.4」が展示される。

笹田晋平個展 「烏と象」開催概要

会期2024年8月9日(金)~8月21日(水)
時間12:00~19:00
会場ARTDYNE
休廊日月曜日
URLhttps://www.art-dyne.com/