アーティストを積極的に支援
国立アートリサーチセンター(NCAR)が「アーティストの国際発信支援プログラム」2025(令和7)年度第Ⅱ期の募集を、2025年6月13日から7月31日まで受け付けている。世界各地で開催されるビエンナーレやトリエンナーレといった国際芸術展はアーティストにとって重要な作品発表の場であり、日本の現代美術の国際的な認知度向上に繋がる貴重な機会ととらえ、2024(令和6)年度よりスタートした本プログラムでは、日本国外で開催される国際芸術展に日本のアーティストが参加する際の費用の一部を主催団体を通じて支援している。
2025(令和7)年度の第Ⅰ期募集においては、サンパウロ・ビエンナーレをはじめとする6つの国際芸術展に参加する日本のアーティストへの支援が決定した。
「アーティストの国際発信支援プログラム」2025(令和7)年度第Ⅱ期 応募要項(概要)
募集期間
2025年6月13日(金)~2025年7月31日(木)
支援内容
日本のアーティストが参加する国外開催のビエンナーレ、トリエンナーレ等国際芸術展の主催団体に対し、経費の一部もしくは全額を支援する。アーティスト一人につき350万円、複数の日本のアーティストが参加する場合は国際芸術展一つにつき700万円を支援上限額とする。
支援の対象となる事業
日本のアーティストが参加し、国外で2025年12月以降に開幕し、2026年11月末までに終了する国際芸術展であって、一定の活動実績(新規設立団体の場合は、堅実な事務局体制)があり、国際展のテーマやアーティストの選定に独自性が認められるものを支援対象とする。「日本のアーティスト」とは、国籍や拠点を問わず、日系、あるいは日本から他国へ帰化したアーティスト、および物故者を含む。
申請資格
日本のアーティストが参加し、国外で開催される国際芸術展の主催者であり、独立した事務局体制と会計組織を有し、かつガイドライン記載事項を遵守できる団体
結果通知
審査結果は2025年9月30日(火)までに通知
その他詳細は公式サイトから確認できる。

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