マレットジャパンオークションが世界各国から集めたコンテンポラリー・モダンアート全216点を出品

マレットジャパン モダン&コンテンポラリーアートオークションマレットジャパンオークションハウスにて2021年10月7日14時より開催される。出品作品全216点の中には「麗子像」で知られる岸田劉生の静物画や、バンクシーの初期作品のシルクスクリーン3点などに加え、海外のアートフェアで人気を博している彫刻家 中村萌、著名人やファッションブランドをモチーフに力強い線で描くBOXER JUNTAROが今回マレットジャパン初出品となる。また奈良美智、ジェフ・クーンズ、李 禹煥、草間彌生など近現代アートが幅広く取り揃う。尚、全出品作品はオンラインカタログに掲載されている。

adf-web-magazine-mallet-auction-211007-1.jpg

MALLET AUCTION

注目作品

「麗子像」で知られる近代日本洋画の作家、岸田劉生(1891-1929)の静物画。《冬日小品》と題された本作は1928-1929年の作とされる晩年の作品。

adf-web-magazine-mallet-auction-211007-2.jpg

LOT081 岸田劉生《冬日小品》キャンバス・油彩

17歳という若さで外光派の黒田清輝に師事した岸田劉生は、画業において長らく静物画は描いていない。しかし1917年に病気療養のため室内制作を余儀なくされたことから、愛娘を描いた「麗子像」や静物画へと転換していった。約100年前に描かれた作品とはいえ、描かれた柿・石榴・柑の色彩は衰えておらず良好な状態での出品は大変貴重だ。

現代美人画を牽引する池永康晟による《月陰・真美》。

adf-web-magazine-mallet-auction-211007-3.jpg

LOT184 池永康晟《月陰・真美》板に貼付した亜麻布・岩絵具、膠、墨、金泥、銀泥

池永は亜麻布に岩絵具を刷り込み、洗い流す、この工程を繰り返すことで独自の肌色を作り出す。今作は2014年に刊行された画集「君想ふ百夜の幸福」にも掲載されている作品。

今年に入ってから一気に注目度が増した国内アーテイスト、細川真希のユニーク作品は大きな目・小さな鼻と口・細長い手足を持った少女を中心に、可愛らしいキャラクターがファンタジーの世界や歴史的名画の中に描かれているキャッチーな作風で、隅々まで描かれたキャンバスからは鑑賞の度に新鮮さを受ける。

adf-web-magazine-mallet-auction-211007-4.jpg

LOT181 細川真希 《10分後、ビーナス再誕生》キャンバス・アクリル

今回は代表的な名画シリーズからも出品がある。ルネサンス期を代表するボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」を「10分後、ビーナス再誕生」と題して蘇らせているもので、中央の少女は長い髪をなびかせながら、体操服姿でこちらに視線を向けている。首の長さや視線は踏襲しながら、オマージュによって宗教的差異を見事に表現した作品。

80年代のシューティングゲーム「スペースインベーダー」をモチーフにしたモザイクアートを制作するフランスのストリートアーティスト、インベーダー。

adf-web-magazine-mallet-auction-211007-5.jpg

LOT011 インベーダー 《Invasion Kit #8(Third Eye)》セラミックタイル

街中に描かれたグラフィティを「侵略(Invasion)」と称し地図上に記録、1990年代後半から本格的にプロジェクトをスタートさせている。数量限定エディションとして販売したのが《Invasion Kit》。中でも今回はインベーダー本人のサイン入り30点の内の1点となる。

そして日本国内でも展覧会が多く開催されている正体不明のアーティスト、バンクシーのシルクスクリーン作品、LOT012《Happy Choppers》、LOT023《Barcode》、LOT034《Jack and Jill》の3点が出品。それぞれバンクシー初期作品でポップなデザインと裏腹にメッセージ性に富んだ作品が特徴的だ。

オークション詳細

オークション開催日2021年10月7日(木)14:00から
会場マレットジャパンオークションハウス(東京都江東区東陽3-22-6 東陽町AXISビル1F)
下見会日時2021年10月4日(月)から10月6日(水)まで。10:00~18:00(6日は15:00まで)
事前入札・電話入札*10月6日(水)まで申し込み受付可能。*感染症拡大防止の為、可能な限り書面及び電話入札での参加推奨
問合せ先info@mallet.co.jp

pwa