アートブック展示やトークイベントなども開催
TOKYO ART BOOK FAIR(TABF)では、2015年からひとつの国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する「Guest Country」を企画。第7回を迎える今年は北欧5カ国をフィーチャーし、初の試みとして東京都現代美術館の近隣にあるミニシアター「Stranger」で映画祭「TOKYO ART BOOK FAIR 2023 presents 北欧映画祭 Nordic Perspective」を2023年11月24日(金)から12月7日(木)まで開催する。
北欧5カ国のドキュメンタリー映画9作品。トーベ・ヤンソンの映画3作品をはじめ、アート、デザイン、音楽、環境問題など、さまざまなテーマを掘り下げた映画が上映され、北欧の視点を読み解く。作品に関連したアートブックの展示やトークイベントなど、TOKYO ART BOOK FAIRならではの企画も予定している。
TABFオリジナルコンテンツ
劇場で上映作品に関連するアートブックや、TABF2023のトーべ・ヤンソンの展覧会に合わせて刊行されたホンマタカシの写真と森下圭子が群島にまつわるさまざまなエピソードを執筆したエッセイを収録する作品集『群れた島々とキノコたち』を先行発売。また、TABF2023に出展していた「IWAKAN Magazine」(劇場にてトーク予定)の雑誌なども併せて併設されたカフェで読むことができる。
上映タイムテーブル
トークイベント
11月28日(火)20:00〜『画家と泥棒』上映後
エリス・バイ・オルセン | Elise By Olsen(パブリッシャーおよび編集者)
若者向けのカルチャー誌『Recens Paper』の創刊によって注目を集め、その後ファッション業界への批評的雑誌『Wallet』も立ち上げる。2020年にファッションリサーチ国際図書館を創設し、現在はそのディレクターを務める。
クリストファー・セジナンド・カールセン | Kristoffer Cezinando Karlsen(ソングライターおよびギャラリスト)
1995年生まれ。ノルウェー・オスロ出身のソングライター、アーティスト、インディペンデント・ギャラリストである。オスロを拠点とする ギャラリーBorgenheim Rosenhoff(ボルゲンハイム・ロゼンホフ)の創設者。
モーテン・ランゲラン | Morten Langeland(作家)
ノルウェー人作家、アーティスト。小説と詩集を合わせて9冊の本を出版。修士号を取得し、クリエイティブ・ライティングの教師として働いている。
11月30日(木)20:25〜『ザ・ヴァスルカ・エフェクト』上映後
冨樫達彦 | Togashi Tatsuhiko(アーティスト)
1992年山形県生まれ。東京都を拠点に活動。2018年サンドベルグ・インスティチュート・ファインアート専攻修了。東京・荒川区の食堂とギャリーを併設するスペース「lavender opener chair・灯明」を主宰。
12月4日(月)19:55〜『アポロニア、アポロニア』上映後
IWAKAN Magazine
ユリ・アボ | Yuri Abo(IWAKAN編集者)
アンドロメダ | Andromeda(IWAKAN編集者)
ジェレミー・ベンケムン | Jeremy Benkemoun(IWAKAN編集者)
世の中の当たり前に、”違和感”を問いかけるインディペンデントマガジン。ジェンダー、セクシュアリティ、男女二元論のイシューを軸に、アートエディトリアルからアカデミックな対話まで幅広く収録。2020年10月創刊。
「TOKYO ART BOOK FAIR 2023 presents 北欧映画祭 -Nordic Perspective-」
日程 | 2023年11月24日(金)から12月7日(木)まで |
会場 | Stranger(墨田区菊川3-7-1 菊川会館ビル1F) |
チケット | オンライン・チケッティング |
URL | https://tinyurl.com/mwjp96p9 |