アート没入体験「ファン・ゴッホー僕には世界がこう見えるー」が角川武蔵野ミュージアムにて開催
角川武蔵野ミュージアムでは、グランドギャラリーに開発された体感型デジタルアート劇場にて、第二弾となる展示会「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」を、2022年6月18日(土)から11月27日(日)まで開催する。会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現しながら、情熱的な画家の人生を辿り、その世界を追体験する体感型デジタルアート展となっている。
誰も知らなかったゴッホ。
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)ほど日本人に愛されている西洋画家はいないかもしれない。《ひまわり》をはじめ、《黄色い家(アルルのゴッホの家、ラマルティーヌ広場)》、《アルルの寝室》、《糸杉》、《自画像》、《星月夜》など、よく知られた作品が多数ある。また、浮世絵と日本への憧れ、南仏でのゴーギャンとの共同生活、悲劇的な最期など、その波乱万丈な人生も広く知られている。作品は、生前には評価されなかったが、死後注目され、絵画の歴史を大きく変えた。
本展では、会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、ゴッホが見た世界を再現しながら、情熱的な画家の人生を辿る。躍動する力強い筆致に注目し、大胆な色彩を再現した映像は、暖かい色味から、時に陰鬱な色合いに変化していく。没入型の展示は、ファン・ゴッホの感情的で混乱した、詩的な内面の世界を呼び起こし、光と影を強調する。
自由に歩きまわり、時に立ち止まり、時にハンモックに揺られながら、ゴッホ作品の本質に触れる体験を楽しむことができる。
映像の後の展示室では、第二部としてゴッホにまつわる展示を実施する予定。詳細は後日発表される。
イマーシブテクノロジー
アートと物語を全身で浴びる没入(イマーシブ)体験。角川武蔵野ミュージアムではグランドギャラリーにおいて、1100㎡以上の巨大空間をあますことなく映像と音楽で包み込む「体感型デジタルアート劇場」を開発した。2021年に開催した「浮世絵劇場from Paris」では、多くの来場者がアートへの没入を体験した。34台の高輝度プロジェクターを使用し、すべての壁面と床面をシームレスに繋ぎ合わせた全く新しい映像体験は、映画ともVRとも違う「共有できる」特別な時間と空間を提供する。
「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」開催概要
会期 | 2022年6月18日(土)~2022年11月27日(日) |
会場 | 角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー |
開館時間 | 日~木10:00~18:00/金・土 10:00~21:00(最終入館:閉館の30分前) |
休館日 | 第1・3・5火曜日 |
チケット価格 | 一般(大学生以上):2,200円/中高生:1,800円/小学生:1,100円/未就学児:無料 |
チケット購入 | https://tix.kadcul.com/ |
ウェブサイト | https://kadcul.com/event/77 |