デジタルを活用した、自律分散型でウェルビーイングなまちづくりを考えるオンラインシンポジウム
クリエイティブカンパニーのロフトワークと、ウェルビーイング向上と地域創生を目的にネットワーキングを提供する知的活動機関のdialogue、そして福井県敦賀市の3者が共催するオンランシンポジウム「まちをつくる人を、つくる〜デジタル田園都市国家構想とウェルビーイングな社会のゆくえ〜」が、2022年6月21日(火)と22日(水)の2日間にわたり行われる。本シンポジウムでは、デジタル田園都市国家構想とウェルビーイングな社会を有識者・実践者とともに考え、実現に向けてのヒントを得るきっかけを作っていく。
開催の背景
地方のデジタル化を進めることで地域課題を解決し、地方と都市の双方を豊かにすることを目指す、岸田内閣による「デジタル田園都市国家構想」。総合戦略の策定が進められるなか、地方からは期待と課題の両方が挙がっている。都市の空洞化や産業力低下、人材不足など様々な問題に直面する地方において、デジタル田園都市国家構想をはじめ、スマートシティやDX化に期待されるのは、自律型の自治が行われる分散型社会、そしてウェルビーイングなまちづくりへの移行である。
では、これからのウェルビーイングなまちとはどんなまちなのか。どうやって自律分散型で実現できるのか。地方では、自治体、企業、大学や市民など様々な立場のひとたちが、よりよいまちづくりのために、「まちの未来」を共に描いている。鍵となるのは、課題解決を進める人材の発掘と育成、そうした人が自律的に活動できる場と仕組みづくりになるだろう。
そのような場づくり、仕組みづくりに取り組むロフトワークは、dialogueと福井県敦賀市とともに、今回その第一歩として「まちをつくる人を、つくる」をコンセプトに、デジタル田園都市国家構想とウェルビーイングな社会のゆくえを考える2日間のシンポジウムを開催する運びとなった。有識者やまちづくりの実践者と共にオープンに議論し、地方のウェルビーイングなまちづくりと分散型社会の実現に向けてのヒントを考える。
シンポジウムの内容
2日間にわたるシンポジウムでは、人材育成、データ活用、地域経済、循環型経済、地域活性化などの切り口で、有識者やまちづくりの実行者によるディスカッションを行う。今まさに未来に向けて場づくり、仕組みづくりにチャレンジしようとしている福井県敦賀市のセッションも開催。さらに、各日の最終特別セッションとして、「デジタル田園都市国家構想とウェルビーイングな社会」、「ウェルビーイングなまちづくりの仕組みを実装する」をテーマにしたトークも行われる。対象となるのは、企業でまちづくり、地方創生、スマートシティなどに関わる仕事をされている方、地方自治体のまちづくりやDX、スマートシティの推進されている方、まちづくりや地域の問題解決に興味のある方・学生などである。
「まちをつくる人を、つくる 〜デジタル田園都市国家構想とウェルビーイングな社会のゆくえ〜 」開催概要
日時 | 2022年6月21日(火)、22日(水) |
会場 | オンライン |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
参加方法 | ウェブサイトより申込 |