世界的デザインアワード「GMUND AWARD 2021」の大賞受賞を記念した『ONE PIECE』などの作品を販売

世界的なデザインアワードのひとつ「GMUND AWARD 2021」のアート部門において、集英社マンガアートヘリテージが大賞を受賞したことを記念して、新作が発表された。尾田栄一郎『ONE PIECE』、池田理代子『オルフェウスの窓』、大暮維人『バイオーグ・トリニティ』の3作品から、印象的なシーンがセレクトされ、NFTブロックチェーン販売証明書と連携して販売される。

(c)2022, Eiichiro Oda ／Shueisha Inc. All rights reserved.

GMUND（グムンド）は、ドイツ・バイエルン地方のテーゲルン湖畔に1829年に創業された製紙会社。現在も稼働しているものとしてはヨーロッパ最古となる約200年前のペーパーマシンを使用している。「GMUND AWARD」は、GMUNDのファインペーパーを使ったプリント等を対象に、世界でもっとも優れたデザインやクリエイションを選ぶアワードである。

(c)2022, Eiichiro Oda ／Shueisha Inc. All rights reserved.

集英社マンガアートヘリテージは、2021年3月1日にサービスを開始した、集英社はじめての越境ECサービス。「The Press」と名付けたシリーズでは、1960年代製のドイツ製活版平台印刷機を用い、マンガのモノクロの絵をプリント。NFTブロックチェーン販売証明書と連携させ、販売してきた。

(c)2022, Ikeda Riyoko Production ／Shueisha Inc. All rights reserved.

「GMUND AWARD 2021」の審査では、「マンガをアートに」という発想に審査員たちが驚き、比較するものがないために戸惑いもあったようだが、最終的には、まったく新しい道を開いた点も高く評価され、大賞を受賞することとなった。受賞に際して、「触覚的なセンセーション（tactile sensation）」という、最大級の賛辞を得ている。

(c)2022, Oh!great & Otaro Maijo ／Shueisha Inc. All rights reserved.

受賞を記念して発表されたのは、尾田栄一郎『ONE PIECE』、池田理代子『オルフェウスの窓』、大暮維人『バイオーグ・トリニティ』。この３作品から、印象的なシーンをセレクトしたもの。抽選販売申込受付期間は、2022年5月24日（火）から5月31日（火）までとなってる。エディションは各作品25枚に限定。その価値を保証し、次の世代へと引き継いでいくために、スタートバーンのブロックチェーンNFT証明書発行サービスを採用。来歴を永続的に記録していく。