一対の絵画と音楽で一つの作品が生み出す世界

山口幸士+江﨑文武「Reflection / Reverb」展MAHO KUBOTA GALLERYで2024年6月28日(金)から7月27日(土)まで開催される。アーティスト・山口幸士のペインティング1枚ごとに、音楽家・江﨑文武がその風景からインスピレーションを受けた楽曲を制作し、一対の絵画と音楽で一つの作品という構成。キュレーションは山本憲資が手がけている。8点の展示で、会場では作品ごとにそれぞれキャンバスと手書きの譜面を並べて展示し、自動演奏のピアノが曲々を順々に奏でる。

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山口幸士「Untitled」2024 年 Oil on linen 100 x 100 cm

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上の山口幸士の作品から着想を得て江﨑文武が制作した楽曲の自筆譜(曲の一部)

山口幸士(Koji Yamaguchi)

神奈川県川崎市出身。街を遊び場とするスケートボードの柔軟な視点に強く影響を受け、日常の風景や身近にあるオブジェクトをモチーフにペインティング、ドローイング、コラージュなど様々な手法を用いて独特な視点に転換する。主な個展に2023年「Koji Yamaguchi」T&Y Project (東京)、2022年「小さな光」NDK Recycle Factory (神奈川)、2020年「静かな時間」Gallery Trax (山梨)、2018年「CITYSCAPE」Nepenthes NY(ニューヨーク)など。2023年に初作品集「Days」を美術出版社から刊行。

江﨑文武(Ayatake Ezaki)

音楽家。1992年福岡市生まれ。4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。WONKでキーボードを務めるほか、King Gnu、Vaundy、米津玄師等、数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。映画『ホムンクルス』(2021)、テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』の劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、様々な領域を自由に横断しながら活動を続ける。

山本憲資(Kensuke Yamamoto)

広告代理店、GQの編集者を経て2010年にSumallyを設立し、スマホ収納サービス「サマリーポケット」を展開。昨年 10 月に同社代表を退任し、顧問に就任。 現在は個人の会社としてSMLを新たに立ち上げ、アートや食、ファッションなどさまざまなプロジェクトを手がけている。2024年4月にクレープがメインのカフェ「ØC tokyo」を代々木上原にオープン。

山口幸士+江﨑文武「Reflection / Reverb」展 開催概要

会期2024年6月28日(金)~7月27日(土)
時間12:00~19:00
会場MAHO KUBOTA GALLERY
休館日日月祝日
URLhttps://tinyurl.com/2syv3v5w