「ブルーボトルコーヒー白井屋カフェ」が2021年9月下旬にオープン

前橋で新たなアートと食文化を発信している「白井屋ホテル」の敷地内に、2021年9月、「ブルーボトルコーヒー白井屋カフェ」がオープンする。adf-web-magazine-bluebottle-coffee-shiroiya-cafe

前橋の新たなアートデスティネーション「白井屋ホテル」は、「前橋のまちなかを活性化したい」という想いから建築家 藤本壮介をはじめ、国内外のクリエイターが集結し、300年以上もの歴史がある白井屋旅館を大胆にリノベーションし、2020年12月にオープン。藤本壮介が全体の設計を手がけた白井屋ホテルは、旧白井屋の建物を大胆にリノベーションしたヘリテージタワーと、利根川の旧河川の土手をイメージして新築されたグリーンタワーの2棟から構成されている。またレアンドロ・エルリッヒによるインスタレーションをはじめ、敷地内・各客室には建築に呼応するように、様々なアート作品が展示されている。

ブルーボトルコーヒーでは、これまで各国でカフェを作るにあたり、コミュニティを第一に考えながら、その街の発展に貢献することを大切にしてきた。この度、官民一体となって地域活性化に取り組む前橋市の姿勢に深く共感し、出店をする運びとなった。

「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」の空間デザインは「ブルーボトル コーヒー みなとみらいカフェ」「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」をデザインした芦沢啓治建築設計事務所が担当。他のブルーボトルコーヒー カフェと同様に、バリスタが丁寧にハンドドリップした上質なスペシャルティコーヒーはもちろん、エスプレッソドリンク等も提供される。

前橋では、地元出身の起業家の田中仁氏や株式会社GIVEをはじめとする強い思いを持った皆様が、明確な「めぶく。」というビジョンを掲げて官民と協業し、新たなうねりを創り出しています。ビジネス、アート、人材育成、と多岐に渡る取り組みを通じて、地域活性を進めていらっしゃることを知り、深く共感し感銘を受けました。弊社も創業以来、各国でカフェの店作りを通じて、それぞれのコミュニティとの共存と活性に取り組んでまいりました。米国の1店舗目であるHayes Valleyはかつてはあまり人の立ち寄らない地域が、カフェを中心に変化が生まれ今では賑やかなダウンタウンになっていたり、日本では清澄白河の街の様子が6年前とは大きく様変わりし、若い年代の方々が移り住んでいます。皆様と協業する中で、土地の歴史を学びながら新しい取り組みを行っていくことで、前橋という場所の未来に少しでも貢献できればと考えております。

BLUE BOTTLE COFFEE JAPAN 

ジェネラルマネージャー 伊藤 諒

ブルーボトルコーヒーとは

ブルーボトルコーヒーは、2002年に創業者のジェームス・フリーマンによって、アメリカ・カリフォルニアで誕生。創業以来、デリシャスネス、ホスピタリティ、サステイナビリティを信念に掲げながら、おいしさを徹底的に追求したコーヒーを提供してきた。また、自社のロースタリーから焙煎したてのコーヒー豆を配送可能な地域にのみカフェをオープンすることで、おいしさのピークに合わせてエイジングしたコーヒー豆の販売を行っている。現在は、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントン D.C.、ボストン、ソウル、香港、東京、横浜、京都、神戸で100店舗以上を展開している(2021年6月現在)。