コンセプトは「ともに生き、ともに輝く未来へ」
2025年大阪・関西万博において、カルティエが内閣府、経済産業省、2025年日本国際博覧会協会とともに「ウーマンズパビリオン」を共同出展している。本パビリオンでは未来を切り開く先見性と、地球規模の発展を推進し平等を前進させ、新たな世代を導くうえで不可欠な女性の役割に焦点を当てる。設計は、建築家の永山祐子。
1,708平方メートルの敷地面積を有するパビリオンは、2フロアによって構成され、伝統とモダニティをつなぐ象徴的な架け橋としての役割を果たす。2020年ドバイ万博の日本館で採用され、日本の伝統的な木工技術の組子から着想を得たファサードをウーマンズパビリオンで再利用、7,000以上のパーツが使用されている。
- 「THREE WOMEN」VICTOR PICON© Cartier
- 「THREE PATHWAYS」VICTOR PICON© Cartier
- 「MA」VICTOR PICON© Cartier
- 「PUZZLE BOX」VICTOR PICON© Cartier
- 「YOUR HAND」VICTOR PICON© Cartier
- 「UPPER GARDEN」VICTOR PICON© Cartier
- © Cartier
- 「WA SPACE」VICTOR PICON © Cartier
パビリオンの様々な場所で見られる植栽は景観デザイナーの荻野寿也が地域の植物を中心に構成。地元で調達された木々は万博終了後、大阪の山々に返され、永山のビジョンである「自然、人、資源が相互(そうご)に関連し合うサイクル」を象徴する。