「走る」という人間の本能に深く根差した動きが空間全体に広がる圧倒的な躍動感と没入感

イギリスの現代美術家ジュリアン・オピーの最新作「Marathon. Women.」がGINZA SIXで、2025年9月11日(木)から2026年秋(予定)まで展示される。施設中央に位置する吹き抜け空間に登場する。

adf-web-magazine-julian-opie-ginzasix-1

©Julian Opie

本作「Marathon. Women.」は、ピクトグラムを想起させるようなシンプルな表現で伝統的モチーフを描くスタイルが、アート界だけでなく広いカルチャーシーンでも高く評価されるジュリアン・オピーの新作映像作品で、吹き抜け空間に浮かぶように設置されたLEDサイネージを舞台に、カラフルでシンプルな線で描かれたランナーたちの姿がそれぞれの速度で駆け抜けていくインスタレーション。展示環境そのものに強い関心を持ったジュリアン・オピーが、賑やかな空間において意味を持ち、かつ自然に溶け込むような作品を目指して制作した、自身初の「宙に浮かぶ」映像の大型インスタレーションとなる意欲作となっている。

ジュリアン・オピー(Julian Opie)

adf-web-magazine-julian-opie-ginzasix-3

©Julian Opie

ロンドン生まれ。ゴールドスミス・カレッジ(現・ロンドン大学ゴールドスミス)で美術を学ぶ。現在もロンドンを拠点に活動。オピー独自の造形言語はひと目でそれとわかり、私たちがどのようにイメージを認識し、理解するかというアーティスト自身の関心を反映している。作品は古典的な肖像画、エジプトの象形文字、日本の浮世絵版画、さらに公共案内板や道路標識などから影響を受けており、現代の日常に見られるシンプルで明快な視覚表現を、美術史の本質と結びつけている。

代表作品

adf-web-magazine-julian-opie-ginzasix-5

Exhibition at Tokyo Opera City Art Gallery
(2019)©Julian Opie

adf-web-magazine-julian-opie-ginzasix-2

Walking in Lisbon.
(2022)©Julian Opie

adf-web-magazine-julian-opie-ginzasix-4

Charles. Jiwon. Nethaneel. Elena.
(2024)©Julian Opie

adf-web-magazine-julian-opie-ginzasix-6

La Llotja, Palma.
(2024)©Julian Opie

ジュリアン・オピー「Marathon. Woman. 」

会期2025年9月11日(木)~2026年秋(予定)
会場GINZA SIX 中央吹き抜け空間
URLhttps://ginza6.tokyo/