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東京ミッドタウン八重洲のオープンを祝う、アーティスト吉岡徳仁による「光の彫刻」

2022年9月17日に一部施設が先行オープンし、2023年3月にグランドオープンを控える東京ミッドタウン八重洲に、世界で活躍するアーティスト吉岡徳仁のパブリックアート「STAR」が設置された。10mを超える巨大なパプリックアートは、まるで結晶のような輝きを放ち、光の彫刻を生み出している。この作品は常設展示される。

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Photo ©Kaku Ohtaki

光の彫刻「STAR」

10mに及ぶこの巨大な彫刻は、まるで結晶化するように、ステンレスミラーのロッドを集結させ、輝きを放つ“光の彫刻”を生み出している。8角形に型どられた2000を超えるのステンレスミラーのロッドは、太陽の光をランダムに反射し環境と一体化することで、日中には太陽光を反射し、夕日の中では美しい琥珀色に、また夜景の光をも映し出すことで、その輝きを多様に変化させる。この光輝く一つ星には、世界が一つになるよう、平和への願いが込められている。

吉岡徳仁 プロフィール

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吉岡徳仁は、1967年生まれのアーティスト/デザイナー。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザイン、建築、現代美術の領域において活動し、代表作には、東京2020オリンピックトーチのほか、オルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」をはじめ、クリスタルプリズムの建築「虹の教会」、結晶の椅子「VENUS」、ガラスの茶室「光庵」などがあり、国際的に評価されている。作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やフランス国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。世界で最も活躍するデザイナーに与えられるDesign Miami・Designer of the Yearや、Milano Design Awardなど、国際的なアワードを多数受賞。アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている。

「STAR」作品概要

作家吉岡徳仁
サイズ約10m
設置場所東京ミッドタウン八重洲(東京駅八重洲中央口向かい)
住所東京都中央区八重洲2丁目