アートのまち大阪・北加賀屋に、新たに3つの作品が登場
アートによるまちづくりを推進する千島土地が2009年より所有する大阪市住之江区の「北加賀屋」に、新たにMASAGON、ノガミカツキ、楢木野淑子による3つのアート作品が加わった。
MASAGON
クリエイティブセンター大阪近く、ポップでカラフルな色使いが特徴の、大阪を代表するストリートアーティストMASAGONによる最新作。北加賀屋にはMASAGONが運営し、自身の作品を発表するギャラリー「MASAGON PARK」もある。
展示場所:大阪屋家具店壁面
ノガミカツキ《Image Cemetery》
ノガミカツキは新潟県長岡市出身のメディアアーティスト。現在、元造船所の倉庫を活用したスタジオ「Super Studio Kitakagaya (SSK)」に入居し、北加賀屋をベースに国内外で活躍中。本作《Image Cemetery》は、昨年秋に開催したSSKの一般公開「Open Studio 2021 Autumn」にて発表されたもの。自身の顔を大きな岩にプリントし、SNSなどで消費されがちなデジタル画像を墓石のように憑依させ、磐座の様な自然信仰と組み合わせ、自身を自然に融合することを試みた作品。
展示場所:Super Studio Kitakagaya(大阪市住之江区北加賀屋5-4-64)西側道路横
楢木野淑子《あるべきようわ、ムコの山》
楢木野淑子は「華やかさや豊かさ、生命力溢れ出るような歓びを表現する事」をテーマに、陶を素材として作品を制作するアーティスト。北加賀屋にアトリエを構え、日々制作を行っている。本作《あるべきようわ、ムコの山》は、「六甲ミーツ・アート2017」にて発表された作品で、北加賀屋での恒久展示が決定した。作家のイメージの中に浮かんだ風景や事象、動植物を、陶に絵画的に取り入れ、作品全体が柔らかい色調で彩られている。
展示場所:クリエイティブセンター大阪(大阪市住之江区北加賀屋4-1-55)敷地内
「北加賀屋CHAOS」
大阪・北加賀屋に点在するクリエイティブ拠点やまちなかアートスポット、魅力的な飲食店を紹介する毎年発行のマップ。北加賀屋CHAOSダウンロードはこちらから。