国内初の単独展覧会

六本木ヒルズ森タワー52F 東京シティビューで「YUIMA NAKAZATO展 - 砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか」が2025年2月3日(月)から2月16日(日)まで開催される。YUIMA NAKAZATOは中里唯馬が率いる、オートクチュールの世界で独自の活動を続け、2016年からパリのオートクチュール・ウィークにて作品発表を続ける日本唯一のファッション・ブランド。昨年15周年を迎えた。

adf-web-magazine-yuima-nakazato-tokyo-city-view-1

adf-web-magazine-yuima-nakazato-tokyo-city-view-2

adf-web-magazine-yuima-nakazato-tokyo-city-view-3

本エキシビションでは、YUIMA NAKAZATOの15年間、中里唯馬の39年間の探美体験の末にたどり着いたクチュール・コレクションである〈UTAKATA〉〈UNVEIL〉を回顧し、ブランドの新章である、パリのオートクチュール・ウィークで発表されたばかりのCouture Collection Spring/Summer 2025〈FADE〉が、パートナーでもあるセイコーエプソン(以下、エプソン)の最新テクノロジーとともに紹介される。

展示構成

本展はふたつのセクションからなる。最初のセクションでは、昨年発表された〈UTAKATA〉〈UNVEIL〉の2つのコレクションを、YUIMA NAKAZATOの15年間の集大成として回顧。続くセクションでは今月末にパリのオートクチュール・ウィークで発表される最新コレクション、〈FADE〉の全貌が明かされる。衣服とアイテムの展示に加え、コレクションのインスピレーションや試行錯誤の断片をインスタレーションとして展示。また、エプソンのテクノロジーがコレクションをいかにして実現し、ブランドの追求する「持続可能なファッション」という理想の実現に寄与しているのかも紹介される。

展示の最後には、実際にケニアから持ち帰った古着をエプソンの最新のテクノロジーにより蘇らせ制作したスニーカーや、タンパク質素材 Brewed Protein™ を使用したテーラードシリーズを実際に購入することが可能となっている。また、造本家・町口覚が手がけた中里唯馬初の写真集『FADE』も販売される。

展示コレクション

adf-web-magazine-yuima-nakazato-tokyo-city-view-5

UTAKATA
Couture Collection Spring/Summer 2024

adf-web-magazine-yuima-nakazato-tokyo-city-view-4

UNVEIL
Couture Collection Autumn/Winter 2024

adf-web-magazine-yuima-nakazato-tokyo-city-view-6

FADE
Couture Collection Spring/Summer 2025

adf-web-magazine-yuima-nakazato-tokyo-city-view-7

「YUIMA NAKAZATO展 - 砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか」開催概要

会期2025年2月3日(月)~2月16日(日)
時間10:00~20:00
会場東京シティビュー
URLhttps://tinyurl.com/mw9zhaaw