CO₂排出量削減に貢献 ペットボトル由来の再生材料を使用したリサイクルPET 透明飛散防止フィルム「クリエイシア 90」を新たに収録
サンゲツは、ガラスフィルム見本帳「2022-2024 CLEAS vol.2」を2022年6月23日(木)に発刊する。同見本帳は環境配慮型商品のほか、遮熱や飛散防止などの各種機能性商品に加え、自然をモチーフにした意匠性の高い商品などが収録。オフィスやホテル、商業施設をはじめ住宅にも使用できる全167 点のラインアップとなっている。
今回新たに建築用ウィンドウフィルム業界初のエコマーク認定商品であるリサイクルPET 透明飛散防止フィルム「クリエイシア 90」を掲載。一般のガラスフィルムと比べ、フィルム部分にペットボトル由来の再生材料を80%以上使用することでCO₂排出量を約10%削減し、循環型社会および脱炭素社会の実現に貢献する。また、コロナ禍に伴うパーティション需要の高まりにより活用の場が広がっている目隠し用途のガラスフィルムのバリエーションを拡充。グッドデザイン賞を受賞した「Fog(フォグ)」シリーズをはじめ、空間のつながりを保ちつつ、視線を遮ることができるさまざまなデザインが収録されている。さらに、高いデザイン力を活かした自然をモチーフにしたマテリアル柄など、意匠性の高い商品を多数ラインアップ。内と外のつながりを保ちつつ、空間を華やかに彩る。
「 2022-2024 CLEAS vol.2 」の特長
1. CO₂排出量約10%削減リサイクルPET透明飛散防止フィルム「クリエイシア 90」
日本政府の目標である2050年カーボンニュートラル実現に向け、近年の建設業界では脱炭素への動きが加速し建設後の運用だけでなく、設計段階からCO₂削減値を重視した商品選定が行われている。こうした低炭素建材を求める声に応え、リサイクルPET 透明飛散防止フィルム「クリエイシア 90」を新たに開発し、業界初のエコマークを取得。フィルム部分にペットボトル由来の再生材料を80%以上使用することで、一般のガラスフィルムと比べてCO₂排出量を約10%削減する。
2. グッドデザイン賞を受賞した「Fog(フォグ)」シリーズをはじめとする目隠し用途のガラスフィルムのバリエーションを拡充
従来目隠し用途のガラスフィルムはオフィスでの活用が中心だったが、コロナ禍に伴うパーティション需要の高まりから商業施設や文教施設などでも活用の場が広がっているほか、手すりガラスの目隠しなど使用される箇所が多様化している。このような背景から、2021年度グッドデザイン賞を受賞した「Fog(フォグ)」シリーズに、手すりガラスにもおすすめのサイドグラデーション柄「Fog 1500S」を新たにラインアップしたほか、「Fog(フォグ)」シリーズにも使用されているフロストクリアインクを使用し、ドットにより濃淡を表現したセンターグラデーション柄「サーキュラーフロスト」を新掲載するなど、柄のバリエーションが拡充されている。
3. 空間を華やかに演出するマテリアル柄など、意匠性に優れた商品を多数収録
木目や石目、錆、織物などの自然素材から着想を得て開発した「MATERIALS.」シリーズをはじめ、当社独自の意匠性に優れた商品を多数掲載。輝度インクを使用することで、照明効果による反射と透け感を美しく表現した大理石調の「シャイニーオニキス」や、温かみのある木目をイメージした「ブロンズパールウッド」に加え、光が差した際の陰影が美しい「リポーズ」など、上質な雰囲気を演出するこだわりのデザインを新たにラインアップしている。
サンゲツ
住宅から非住宅分野まで、人々の暮らしに利用される壁装材(国内シェアの約50%)、床材、ファブリック(カーテン・椅子生地)を中心に自社での商品企画・開発、販売を行う。ブランドステートメント「Joy of Design」を掲げ、新しい空間を創りだす人々にデザインするよろこびを提供している。