ディストピアとユートピアが不思議に入り乱れた様を表現

アンドレア・サモリーの初個展「Overgrowth」が、2023年10月20日(金)から11月5日(日)までCONTRASTにて開催される。サモリーは1991年にイタリアで生まれ、東京大学を卒業した後、建築家の隈研吾や名和晃平のもとで経験を積み、現在は積極的にイタリア、台湾、オーストラリアなど国外でも展覧会を開催しているビジュアルアーティスト。

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ポストインターネットアーティストとして、現代社会が抱える不安や希望に焦点を当て、3Dスカルプティングと3Dプリンティングを特殊効果(SFX)や伝統的なスカルプティング技法と組み合わせ、見る者を自然が腐敗した不気味な世界へと引き込み、反発と魅了、疎外感と認識といった両義的な感情を引き起こさせる。また、思弁的実在論(スペキュラティブリアリズム)の哲学やアッサンブラージュ理論にSF、ボディホラー、コズミックホラー、マジックリアリズムといった要素を取り入れた作品は、世界社会、気候、政治、テクノロジーに関する現代社会の課題に焦点を当て、ディストピア(極端な悪化)とユートピア(理想的な状態)の情報が入り乱れる状況を表現している。

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本展は私たちの日常生活がバイラリティ(生物学とインターネットに関連する二つの概念)によって形作られている実態からインスピレーションを得て構成。自然界や人工的な状況において、創造と不規則性の相互作用として制御不能な成長となり、それが異なるスケールや領域で喚起されている。

アンドレア・サモリー /Andrea Samory

1991年イタリア出身。東京を拠点としてポストインターネット、ビジュアル アーティスト。2021年に東京にて彫刻スタジオを開設、現在はアジアとヨーロッパで定期的に展示を行う。近年はイタリア、日本、台湾、オーストラリアで展示会を開催。

アンドレア・サモリー初個展「Overgrowth」開催概要

会期2023年10/21 (土)~11/5 (日)
時間月 – 金:15:00 – 20:00 土・日・祝:13:00 – 20:00
休館日火曜日
会場CONTRAST
料金無料
URLhttps://contrast-tokyo.com/

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