「無印良品 東京有明」は「これからもつづくデザイン」をテーマに、環境や社会に配慮し、使い心地の良さと見た目の美しさを兼ね備えた心地よい住環境を提案
良品計画は、「無印良品 東京有明」の限定企画として、1935年創業のフィンランドのインテリアブランド「アルテック(Artek)」と連携し、両社の家具を組み合わせた住空間のテーマ展示と同社のチェアやテーブル、照明器具などの製品の販売を2021年10月1日(金)から11月15日(月)まで行う。
必要以上にモノを持たないこと、モノを長く使うことは、サステナブル(持続可能)な社会の実現に求められる価値観のひとつ。時を超えて受け継がれてきたデザインは、時代の流行に左右されない。2020年12月にオープンした「無印良品 東京有明」は「これからもつづくデザイン」をテーマに、環境や社会に配慮し、使い心地の良さと見た目の美しさを兼ね備えた心地よい住環境を提案している。そのテーマを訴求する限定企画として、「無印良品 東京有明」はスイスの家具メーカーVitra(ヴィトラ)との連携による空間展示およびVitra製品の販売を2021年8月に行った。第二弾として、サステナブル先進国であるフィンランドのインテリアブランド「アルテック」と連携した企画を行う。
アルテックと無印良品を組み合わせた住空間のテーマ展示
期間中、アルテックのブランド理念について、同社のフィンランド産の自然素材によるものづくり、1930年代より継承される曲げ木の技術などを、同店内のインスタレーションで紹介する。同時に、インテリアスタイリストの作原文子が、両社製品を組み合わせたリビングシーンを作り上げる。「モジュール・機能としての合理性」や「永く使うための汎用性」という両社の共通点とともに、北欧モダンを代表するアルテックならではの北欧らしいカラー使いや、フィンランド産自然素材の温かみ、北欧の照明器具の使い方など、異なる特徴と個性を、現代の日本暮らしに取り入れやすいスタイリングで提案する。
アルテック製品を期間限定で販売
「無印良品 東京有明」では、「くらしサポート」からリフォーム、家づくりまで、暮らしの全部が揃う“百八貨店(ひゃくはっかてん)”として生活者や地域の役に立つことを目指し、独自のサービスや活動、お客様の声を反映した限定商品を展開している。今回の企画では、アルテックのスツール、チェア、テーブル、照明などの製品を幅広く、期間限定で販売する。最も影響力を持った20世紀の建築家の一人であり、同社創業者のひとりであるアルヴァ・アアルトが開発した「スツール 60」や名作照明「A330S ペンダント ゴールデンベル」などの多彩な製品を販売する。
アルテック(Artek)について
アルテックは1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的にヘルシンキで設立された。アルテックという社名は「アート(芸術)」と「テクノロジー(技術)」というモダニズム運動のキーワードを掛け合わせた造語。創業者の想いを受け継ぎ、アルテックはデザイン、アート、建築の交差点に立ち、未来への道を切り開き続けている。