どのように海外に工具を持って行くか
日本から海外に工具を持って行く場合に、まず注意すべき点は税関です。荷物として飛行機で持って行くにしても、飛行機便や船便で送るにもしても、税関にひっかかって関税を請求される可能性があります。輸送便で送るよりもスーツケースに入れて持って行った方が税関に引っかかる可能性は下がりますが、飛行機でもタチの悪い検査官にひっかかると、普段使っているノートパソコンでさえ関税を請求されることがあるので、リスクは覚悟しておいてください。税関に引っかかった場合、領収書があれば、その領収書の金額をもとに関税を請求されます。領収書がない場合、中古でも最悪のケースだと同じ商品の定価(新品価格)から関税を計算した金額を請求され、そうではない場合、検査官が中古価格を調べた中から比較的高い金額を選んで関税をかけられる可能性があります。
飛行機に受託荷物や手荷物として持って行く場合、刃物でなくても工具類は、基本全てスーツケースなどに入れて受託荷物にしなければいけません。機内持ち込み手荷物に入っている工具類は全て没収されます(メジャーやノギスなど例外もあるので詳しくはご利用される航空会社の規定をお調べください)。しかしバッテリー類だけは逆で、受託荷物にバッテリーを入れてしまうと貨物室で発火するなどの危険性があるため、検査で呼び出されたり、没収されたりします。機内持ち込み手荷物にバッテリーを入れて持って行く場合は、重量やバッテリー容量の制限がネックになります。エコノミークラスで海外に行く場合の一般的な機内持ち込み手荷物の重量制限は7〜10kgですが、パソコンやカメラを入れただけで5kg近くにはなるので、追加オプションなしで持っていけるバッテリーの個数には限界があります。バッテリー容量の制限に関しては国や航空会社によって規定が異なりますので、必ず乗る前にいくつまでならば、バッテリーを持っていけるのか確認しておきましょう。
船舶や飛行機の輸送便で工具を送る場合も、バッテリーに関しては細かい規定や発送可能な国とそうでない国があるので、送る前にあらかじめ確認しておく必要があります。また、船便の場合は届くのに数ヶ月かかることも多々あり、届け先の国に着いてからも日本ほど宅配サービスがしっかりしていない国の場合は、不在の際に勝手に近所の人に預けられてそのまま紛失というケースも珍しくありません。それなので、荷物を送る際は、自宅ではなく、事務所や宅配ボックス等、確実に受け取りができる場所に送るのが良いでしょう。税関にひっかかった場合は、直接、税関局に取りに行くことが多いですので、余計な出費は増えますが、紛失のリスクが少しでも下がることだけはメリットだと言えます。梱包はしっかりしておかないと雑に扱われて箱が破損したり、輸送の途中で一時的に雨ざらしになり中身が濡れることもあります。
海外の主なホームセンター
全てではありませんが、ヨーロッパのホームセンターを中心に海外のホームセンターのいくつかをリストとして下記に挙げておきますので、自分が手に入れたい工具や材料が現地で手に入れられそうかどうか調べる際、参考にお使いください。海外のホームセンターは、DIYを行う一般人だけでなく職人もよく利用しています。郊外の広大なホームセンターになれば、工具だけでなく便器やバスタブ、扉、建材など家を一軒建てるのに必要な資材全てが揃っていることもあるので圧巻です。あまりに広いですので、全てを見ようと歩き回ると足が棒になるほどです。
また、各国のAmazonやebayを使って検索するのも有効です。ただし、検索は日本からできても、その国のクレジットカードがないと購入ができないこともあります。
ちなみにホームセンターはDIY文化の盛んな欧米を中心に存在しますが、DIY文化のまだ浸透していない国や、中東や東南アジアなど露天商や個人商店が今でも生活に根付いている国にはホームセンターは、まだあまり存在しておらず、個人商店や卸業者、メーカー直営店等から工具や材料を購入するのが主流です。
海外のホームセンターリスト
- LEROY MERLIN (https://www.leroymerlin.com) フランスを中心にヨーロッパ各地だけでなくアジア、南アメリカ、アフリカなどにも展開しているホームセンター。
- Brico Dépôt (https://www.bricodepot.fr) フランスを中心にルーマニア、スペイン、ポルトガルなどに展開しているホームセンター。イギリス系企業King fisherの傘下。
- Castorama (https://www.castorama.fr) フランスを中心にポーランドやロシアに展開しているホームセンター。イギリス系企業King fisherの傘下。
- AKI (https://www.aki.pt) 主にスペインやポルトガルで展開しているホームセンター。LEROY MERLINと提携。
- BAUHAUS (https://www.bauhaus.eu) ドイツを中心に東ヨーロッパ各地やトルコに展開しているホームセンター。有名な建築デザイン学校のバウハウスとは無関係。
- OBI (https://www.obi.de) ドイツを中心にイタリアや東ヨーロッパ各地に展開しているホームセンター。
- HORNBACH (https://www.hornbach.com) ドイツを中心に東ヨーロッパ各地に展開しているホームセンター。
- Globus BAUMARKT (https://www.globus-baumarkt.de) ドイツやロシアを中心に展開しているホームセンター。
- B&Q (https://www.diy.com) イギリスを中心に展開し、台湾や中国にも出店しているホームセンター。フランスのCastramaとも提携。イギリス系企業King fisherの傘下。
- HOMEBASE (https://www.homebase.co.uk) イギリスやアイルランドを中心に展開しているホームセンター。
- Wickes (http://www.wickes.co.uk) イギリスやアイルランドを中心に展開しているホームセンター。
- K-rauta (https://www.k-rauta.fi) フィンランドやスウェーデンなど北欧を中心に展開しているホームセンター。
- Clas Ohlson (http://www.clasohlson.se) スウェーデンを中心に北欧で展開しているホームセンター。amazonを通してドイツやイギリスにも進出している。
- ACE HARDWARE (https://www.acehardware.com) アメリカを中心に世界各地に展開しているホームセンター。日本にもACE HARDWARE JAPANがある。
- THE HOME DEPOT (https://corporate.homedepot.com) アメリカを中心にカナダ、メキシコで展開しているホームセンター。

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