数千時間を費やし完成させたオートクチュール
パリ2024オリンピックのプレミアムパートナーであるディオールが、開会式を華々しく演出した。芸術監督/舞台演出家のトーマ・ジョリーの指揮で執り行われた祝典では女性と女性の強さを称え、エンパワーメント、自由、自己主張が表現された。ディオールはビーズひとつひとつに刺繍を施し、限りなく細心の注意を払って縫製されたオートクチュールの数々を提供。卓越した才能のアーティストたちがそれらを身にまとった。
レディー・ガガと彼女の10人のダンサーが同じディオールの衣装を身に纏いアイコニックな”Mon Truc en Plumes”を再解釈、フレンチ キャバレーの精神への現代的なオマージュとした。
アヤ・ナカムラはディオールの伝説的な色であるゴールドをまとい、6人のダンサーとともにパフォーマンス。
アクセル・サン=シレルは、8メートルを超えるドレスを身にまといグラン・パレの屋上で「ラ マルセイエーズ」を披露。ディオールの特徴であるドレープ技術を駆使し、ドレスが旗として始まり、旗がドレスになった。
ジュリエット・アルマネはディオールの衣装に身を包みボートの上では、ジョン・レノンの「イマジン」を演奏。独創的なプログラミングシステムにより、刺繍されたライトが曲のリズムに合わせて光り輝いた。
セリーヌ・ディオンはエッフェル塔の2階で、何千ものビーズできらめき、500メートルを超えるフリンジで飾られた魅惑的なドレスで、純粋かつ壮大なフィナーレを飾った。
これらの作品の一部は2024年7月31日からパリの「ラ ギャラリー ディオール」にて独占公開される。