未来をデザインする

シンガポールデザインウィークの一環として2024年10月1日から10月2日に開催されるデザインフューチャーフォーラムは、テクノロジー、環境、健康の分野におけるデザインの役割を探ります。急速に進化するテクノロジー、地球規模の環境危機、そして平均寿命が延び続ける未来において、デザインとデザイナーの役割がどのように変わっていくのかを考察するイベントです。NPO ADF(青山デザインフォーラム)は、今年もメディアパートナーとしてデザインシンガポール協会主催によるシンガポールデザインウィーク(SDW)をサポートします。

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Designed by Practice Theory

今年はテクノロジーの進化、持続可能性、そしてケアの領域において、より良い未来を創造するためのデザインの重要性を探る拡充されたプログラムを提供します。シンガポールと世界各国から集まった思想的リーダーや実務家が集い、個人規模から社会全体に至るまで、デザインがどのようにポジティブな影響を与え、全ての生物にとってより良い未来を創造できるのかを探求します。また、今日の複雑な世界において、デザイナーとして何を意味するのかという問いにも焦点を当て、テクノロジー、ビジネス、環境科学、健康、インクルーシビティといった分野を横断する協働の重要性を訴えます。

主要テーマ

フォーラムは2日間にわたり、新興テクノロジー、持続可能性、ケアという3つの主要テーマに焦点を当てます。刺激的なプレゼンテーション、参加型のパネルディスカッション、そしてインタラクティブなハンズオンセッションが行われ、参加者に対して、より持続可能で公平かつ思いやりのある未来を創造するためのインスピレーションを提供します。

1.新興テクノロジーの未来 (10月1日, 10月2日)

AIや機械学習などの技術がデザインにどのような影響を与え、未来の製品やソリューションがどのように変革されていくのかを探ります。

2.持続可能性の未来 (10月1日, 10月2日)

持続可能性に加え、再生的アプローチに焦点を当て、デザインがどのように地球を癒し、非人間的な生命のニーズにも配慮することができるのかを考察します。

3.ケアの未来 (10月2日)

ケアの未来をデザインするための実践的なセッションでは、参加者が新しいケア環境を共創し、健康とウェルビーイングを促進するデザインの可能性を探ります。

シンガポールデザインウィーク

デザインとクリエイティブ業界の最前線に立つ世界的なイベントで、毎年多彩なプログラムが展開されます。デザインとイノベーションが交差するこのプラットフォームは、業界の専門家や愛好家が集い、創造的なアイデアやソリューションを共有する場として、世界中から注目を集めています。