障害のあるアーティストによる作品の公募展 - 多様性を見つめるアート展

日本財団DIVERSITY IN THE ARTSは2018年から続き今年で4回目の開催となる、障害のあるアーティストによる作品の公募展「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS公募展」のアート作品を2021年7月1日(木)から7月15日(木)まで募集する。募集対象は、障害のある方が制作した過去に受賞歴のないアート作品となる。

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本公募展は、アートを通じて障害のある人、ない人、全ての人々の交流を促し、感動やよろこびを共有しながら、障害のある人自身が自己の可能性を見いだせるようアート活動の機会を提供することを目的としている。才能あるアーティストの発掘や、障害のあるアーティストの活動のサポートを行い、社会へ多様性の意義と価値を発信し続ける。

作品制作する際の素材やテーマは自由。これまでの本公募展では、アーティストのメッセージが既成概念にとらわれることなく表現され、絵画、イラスト、グラフィックデザイン、書、写真、造形などの様々な作品を通じて、観る者の感覚に直接訴えかけてきた。審査員は6名の美術家、美術関係者から構成され、各々の分野での知見を生かし、才能あるアーティストたちの作品を選定する。第3回目の公募展では、12カ国から、2,089点の作品応募があった。

審査員について

  • 秋元雄史(練馬区立美術館館長)  
  • 上田バロン(FR/LAME MONGER代表/イラストレーター)
  • エドワード M. ゴメズ(RAW VISION 主任編集者)
  • 中津川浩章(美術家/アートディレクター)
  • 永野一晃(写真家)
  • 望月虚舟(書家)