日本人デザイナー初の快挙

ニューヨーク拠点のデザインスタジオ、SOAR NYの代表を務めるデザイナー、花原正基がブルックリンで手がけた壁画作品(ミューラルアート)《Water Game》が完成した。花原が制作したのは、ブルックリンのウォーターフロントにあるDUMBO(Down Under the Manhattan Bridge Overpass)エリアにある「DUMBO Walls」と呼ばれる高架下や通り沿いに並ぶ壁画群の一角。歴代の世界的アーティストによって描かれ、街全体が“オープンギャラリー”として機能している。

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マンハッタンからブルックリンへ渡ったすぐの場所がDUMBOエリア

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DUMBO地区

今回花原が手がけた壁画は幅約13メートル、高さ約7メートル。ブルックリンブリッジの歩行者入口から1ブロック先の、アダムス・ストリートとプロスペクト・ストリートの交差点にある(108 Adams Street)。花原はニューヨーク市から依頼を受け大規模で恒久的な壁画を手がけたが、今回が日本人グラフィックデザイナーとしては初となる。

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街の景観の一部となっている壁画《Water Game》

作品タイトルの《Water Game》は、1970年代に日本で発売され、のちに日米両国の子どもたちに親しまれた玩具「ウォーターゲーム」に由来。花原はこの作品に、自身のルーツである日本文化とニューヨークの多様性溢れる都市のエネルギーを重ね合わせ、「二つの文化の間を往復してきた旅路」をイメージした。

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ウォーターゲームのイメージ

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NY市公式の壁画には壁にプレートが埋め込まれる

《Water Game》

所在地108 Adams St, Brooklyn, NY 11201
URLhttps://www.soarnewyork.com/