神戸市六甲山上で「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」 が開催
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」が、六甲山観光株式会社と阪神電気鉄道の主催で2020年9月12日(土)〜11月23日(月・祝) の期間に開催される。六甲山上を周遊しながら、点在する現代アート作品を自然の中で楽しめる展覧会となっており、11回目となる今年は、招待アーティストと公募によって選出されたアーティストの計44組が参加。山上の観光施設などの会場を舞台に作品展示を行い、アートと出会う発見や驚きとともに「新しい六甲山の魅力」を伝える。
六甲山は明治時代、居留外国人によってレジャーの山として開発が始まった。その素晴らしい眺望や豊かな自然は、時代が移り変わった今もなお多くの人々に愛され続けている。「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、現代アートと共に、こうした六甲山の魅力をより多くの方々に伝えることを目指して、2010年にスタート。これまでに通算350組を超えるアーティストが出展し、毎年たくさんの人々に斬新な作品や作品によって変化する風景を提供してきた。
自然に囲まれた環境で開放感あふれる六甲山は、密にならない“オープンエア”。コロナ禍においても、密を気にせず、ゆっくりと芸術鑑賞を楽しむことができる。また、17時以降も「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」で夜間作品を鑑賞できる。
招待アーティストと公募アーティストによる展示
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」では、招待アーティストと、公募によって選出されたアーティストの作品を展示。出展アーティストは本展の開催に合わせて新たな作品を制作。招待アーティストと公募アーティストを合わせ、44組のアーティストの作品を展示予定。 出展者は、神戸出身のアーティストから海外で活躍するアーティストまで、多彩なラインナップとなっている。
有馬温泉エリアでもアート鑑賞を満喫
今年は、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」の特徴でもある野外展の新しい会場として、有馬温泉エリアを追加。六甲山と有馬温泉という神戸市を代表する2カ所の観光地を、アート鑑賞を通して巡ることができる。 有馬温泉エリアでは、造形作家として活躍している木村剛士、久保寛子を始め、チョークアーティストとして海外でも活躍している松本かなこの作品が6カ所で楽しめる。
六甲山と有馬温泉の間は、新ゴンドラで移動!
神戸市有数の2大観光スポットである六甲山と有馬温泉の間は、六甲有馬ロープウェーを使って約12分(車で30分)で行き来でき、気軽にそれぞれのエリアの魅力が楽しめる。年7月に開業50周年を迎えた六甲有馬ロープウェーは、3月にスイスのCWA社製の新ゴンドラがデビュー。展望シートを谷側の一段低いステップに配置したデザインは日本初導入。足元までガラス面になっているので、上空から見下ろす 140mの湯ぶね谷など雄大な自然をスリリングに楽しめる。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」開催概要
会期 | 2020年9月12日(土)〜11月23日(月・祝) |
開催時間 | 10:00〜17:00 ※会場により営業時間が異なる。17時以降も鑑賞可の作品あり。 |
会場 | 六甲山上の観光施設など12会場、サテライト会場:有馬温泉エリア、サテライト展示:JR 新神戸駅 |
料金 | 6つの有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」:大人(中学生以上)2500円 / 小人(4歳から小学生) 1000円 |
公式URL | https://www.rokkosan.com/art2020/ |