心に浮かぶ断片的なイメージや情景を再構築
青木愛弓による個展「うたかたの景色」がフジギャラリー新宿で2025年9月12日(金)から10月19日(日)まで開催される。心に浮かぶ断片的なイメージや情景を、美しく儚い景色へと再構築する画家・青木が、自作のコラージュ素材を重ね、流れるような多彩な筆致で描く架空の景色は、透明感にあふれ刻々と変化する中で切り取られた一瞬を表現する。本展ではゆっくりと意識して見つめなければ見過ごしてしまうような、四季折々の瞬間を詩情豊かに描いた作品が展示される。

「春の記憶 13 – 新緑」
(Memory of Spring 13 – Fresh Verdure)
2025 年
キャンバスにアクリル絵具、水彩絵具、紙、クレヨン
acrylic, watercolor, paper and crayon on canvas
318×410mm(F6)

「夏の記憶 08」
(Memory of Summer 08)
2025 年
キャンバスにアクリル絵具、水彩絵具、楮紙、紙、鉛筆、クレヨン
acrylic, watercolor, mulberry paper, paper, pencil and crayon on canvas
455×530mm(F10)
- 「水辺の記憶 62」(Memory of the Waterside 62) 2025 年 パネルにアクリル絵具、水彩絵具、染料、楮紙、紙、鉛筆、クレヨン acrylic, watercolor, pigment, mulberry paper, paper, pencil and crayon on panel 910×727mm(F30)
- 「水辺の記憶 60」(Memory of the Waterside 60) 2025 年 キャンバスにアクリル絵具、水彩絵具、染料、楮紙、紙、鉛筆、クレヨン acrylic, watercolor, pigment, mulberry paper, paper, pencil and crayon on canvas 606×500mm(F12)
アーティストステートメント
私の作品は、記憶をコラージュするように、心に浮かぶ断片的なイメージや情景を再構築して描いています。
水面に浮かぶ泡がはかなく消えゆくように、記憶もまた曖昧で、移ろいゆくもの。
私はその消え入りそうな透明感や、瞬間に集まっては消える記憶の欠片に、人間の深みや美しさを見出しています。
絵画制作とは、その儚い一瞬を永遠に作品の中に留める試みでもあります。
この「儚さ」は、決して悲観的な意味合いではありません。
それは日本人が古くから大切にしてきた「もののあはれ」に通じる、しみじみとした無常観であり、儚さのなかに宿る美しさそのものです。この独自の感性を、私の絵画を通して表現したいと考えています。青木愛弓
青木愛弓
1982年東京都出身。2007年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。2009年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程壁画第二研究領域修了。フジギャラリー新宿(東京)、B-gallery(東京)での個展のほか、グループ展多数。イタリアや中国での展覧会にも出品。公共施設や個人邸でも多くの絵画作品が展示されている。
青木愛弓「うたかたの景色」開催概要
| 会期 | 2025年9月12日(金)~10月19日(日) |
| 時間 | 10:00~18:00 |
| 会場 | フジギャラリー新宿(西新宿 ヒルトン東京 地下1階) |
| URL | https://www.fuji-gs.jp/ |

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