「サステナブルな文化を“本気で”創造する」廃棄物アート公募展

山口県の創業60年の廃棄物処理企業、中特ホールディングスが主催する廃棄物を用いた現代アート公募「COIL Upcycle Art Contest 2023」入選アーティストの作品プレゼン・最終審査会が2023年12月9日(土)に開催される。本公募展では「本来であれば捨てられるはずだったもの(=廃棄物)」を使った現代アート作品のプランを、2023年6月1日から7月28日まで募集。全国各地から集まった100件を超える作品プランの中から1次審査(書類選考)を通過・入選した7名のアーティストによる、作品や自身の想いを社会に投げかける公開生プレゼンを行い、グランプリを含む計3名の受賞者を決定。入選作品展も企画されている。

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COIL Upcycle Art Contest 2023ポスター

作品発表・最終審査会のみどころ

今後成長が期待される、新時代の“サステナブルカルチャー”発信の舞台

「サステナブル」や「SDGs」といった課題に取り組む事業の中でも「文化」に着目し、アートによる文化的発展を通して人と自然の“相利共生”を模索しようという主旨を掲げる本公募展。2021年の立ち上げ以降、全国より総勢350名を超えるアーティストからの応募、インスタグラムのフォロワーが1800を超えるなど、多くの関心が寄せられている。今後は公募を超えてアーティストとのコラボ企画などを通して廃棄物アート市場とサステナブルなライフスタイルの拡大を目指す。

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過去の受賞作品例の一部(電子廃棄物を使用)

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昨年度のプレゼンの様子

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廃棄花による会場演出/ワインボトルをリメイクした記念品

100件を超える応募者から選ばれた7名のアーティストによる臨場感ある生プレゼン
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7名の入選アーティスト(活動拠点)

第3回目となる今年のコンセプトである「創造合戦フィールド」にふさわしく、入選を果たした7名のアーティストが制作した作品を実際に披露しながらプレゼンを行い、作品への熱い想いを語る。

オーディエンス賞を“みんなで決める”一般投票を新設
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特設サイトでの投票の様子

本公募展では「廃棄物でつくるアートを通して、環境問題などについて考えるきっかけをつくる」ことを重視。オーディエンスによる投票を新たに設けることで、一方的な作品発表の場に留めることなく、よりオープンで積極的な作家と社会のインタラクションを生み出すことを狙っている。投票は公式サイトから可能。

「COIL Upcycle Art Contest 2023」開催概要

募集期間2023年6月1日(木)〜7月28日(金)
公募スケジュール・1次審査:8月上旬
・1次審査入選者発表:8月中下旬
・作品制作および提出:〜11月27日(月)
・成果発表会および授賞式:12月9日(土)
・入選作品展:2023年12月〜2024年12月31日
審査員中野良寿(山口大学)、渡邉朋也(山口情報芸術センター[YCAM])、しばたみなみ(アーティスト、ORINASUスクラップでビルド)、益田文和(デザインコンサルタント、株式会社オープンハウス)
主催中特ホールディングス
URLhttps://cuac-2023.studio.site/