「ありふれたもの」を内省と歓びの空間へと変容させる
アメリカ人アーティスト、ジェフ・クーンズによる「PAINTINGS AND BANALITY」展が、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で2026年2月20日(金)から7月5日(日)まで開催される。本展はエスパス ルイ・ヴィトン20周年およびフォンダシオン ルイ・ヴィトンの「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラム10周年記念展。クーンズの、1980年代の初期を代表するシリーズからそれよりも後期の大規模な絵画作品にいたるまで、その創作の変遷が紹介される。

© Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton

© Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton

© Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton

© Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton
1980年代よりクーンズは、家庭用品、広告に使われる表現、子供向けの図像、そして美術史からの引用を作品に融合させ、芸術的に些末とされてきたものの価値を大きく変え、ハイカルチャーと大衆文化の間に潜む緊張関係を探求し続けてきた。本展では、社会が「凡庸」とみなすものをあえて取上げ、日常のオブジェやイメージが持つ象徴的な意味や、感情に訴えかける重みを明らかにする彼の実践を紐解くものとなっている。

Jeff Koons, Monkey Train (Birds) (2007). ©Jeff Koons. Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris

Jeff Koons, Landscape (Tree) II (2007). ©Jeff Koons. Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris

Jeff Koons, Woman in Tab (1988), ©Jeff Koons. Courtesy of the artist and the Fondation Louis Vuitton, Paris

Jeff Koons, Wild Boy and Puppy (1988), ©Jeff Koons. Courtesy of the artist and the Fondation Louis Vuitton, Paris
ジェフ・クーンズ
1955年にペンシルベニア州ヨークで生まれ。幼い頃から芸術に情熱を感じ、子供ながらに巨匠の絵画を模写しては自らの署名を入れ、父の経営する店で販売していた。ボルチモアのメリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アート(アメリカ・メリーランド州)で学び、シカゴ美術館附属美術大学(アメリカ・イリノイ州)の交換プログラムにも参加。1976年の大学卒業後はニューヨークへ渡り、現在にいたるまで同地を拠点に制作活動を続けている。一時期、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で一介の職員として働いていた彼は、その奇抜な出で立ちと巧みな話術でメンバーシップ登録の受付に立ち、周囲に忘れがたい印象を残した。その後退職し、ウォール街で商品先物取引のブローカーに転身。そこで築いた経済的な基盤が、初期の重要作を生み出すための支えとなった。1980年にニュー・ミュージアム(ニューヨーク)で初の個展を開催して以来、クーンズは世界のアートシーンで確固たる地位を築いている。
ジェフ・クーンズ「PAINTINGS AND BANALITY」展 開催概要
| 会期 | 2026年2月20日(金)~7月5日(日) |
| 時間 | 12:00~20:00 |
| 会場 | エスパス ルイ・ヴィトン大阪 |
| URL | https://tinyurl.com/4ywfrv97 |

日本語
English

